2016年12月22日木曜日

第62回関東学生剣道新人大会

皆さんこんにちは!スポーツ科学部1年の太田です。
今回の記事は先日12月11日に行われました関東学生剣道新人戦大会についてです。
この大会は毎年1年の最後に行われる大会で、新人戦の名のとおり1、2年生だけに出場権利がある大会です。昨年本大学は四回戦で流通経済大学に惜敗を喫しており、今年は今大会が公式戦デビューの選手が多い中で皆が一丸になってこの大会に臨みました。

早稲田は一回戦がシードだったので二回戦からの登場となりました。初戦の相手は國學院大學。強豪高校出身の選手が多く在籍しており、いきなり油断の出来ない相手と対戦する事になりました。

試合開始。先鋒から大将まで両者一歩も譲らない白熱した攻防がつづき、全引き分けで勝負は代表戦に持ち込まれました。早稲田の代表は大将秋山、國學院の代表は副将藤野。藤野の旗が1本あがる危ないシーンもありましたが、10分以上の延長戦の末、秋山がねばりの面を決め二回戦を突破しました。


三回戦の相手は去年も対戦した亜細亜大学。先鋒半田が相手の先鋒に面を取られ1本負け。しかしここで次鋒和田が小手と面を連取し、2本勝ちでチームの流れを変えました。五将丸田は惜しくも相手に小手を取られ1本負け。続く中堅岡田、三将中嶋、副将松葉は両者譲らず、引き分けでした。本数がリードされた状況での大将戦。二回戦の代表戦につづき、厳しい試合が続く秋山だったが、初立に見事な逆胴を決め、その後も落ち着いた試合を展開し、2-2の本数勝ちで亜細亜大学に勝利しました。

四回戦の相手は明治大学。高校時代から全国の舞台で活躍した選手が多く在籍しており、優勝候補のひとつでした。皆が胸を借りるつもりで臨んだものの、先鋒半田、次鋒和田が相手の攻めに圧倒され、立て続けに二本負けを喫してしまいます。五将丸田は引き分け。ここで中堅の岡田がチームの流れをかえる面を決め、1本勝ち。その勢いに乗り、三将中嶋も胴を先取されるが、胴と面を取り返し二本勝ちで後ろに勝負を繋ぐものの副将松葉が面を取られ早稲田の負けが決定しました。

今回の新人戦は去年と同じく、四回戦敗退で悔しい結果になりました。
しかし、今回の悔しさをバネに選手達はより一層稽古に励み、次回の大会は必ずいい結果を出してくれるでしょう。以上、関東学生新人戦大会についてでした。

2016年12月14日水曜日

第27回学連剣友剣道大会

こんにちは、今回の記事は政治経済学部3年の森田が担当させて頂きます。
先日の12/(土)、女子新人戦が行われた翌日に第27回学連剣友剣道大会が開催されました。この大会は各大学のOBOGが年齢・男女別に4つの部に分かれ、それぞれ優勝を目指していく大会です。早稲田大学からは4チーム出場しました。

男子I部は先鋒から岩川力先輩、雨谷水紀先輩、竹越充先輩、阿南隼人先輩、宮原良太先輩、相川英一先輩、飯沼浩徳先輩の七名で臨みました。一回戦、関東学院大と対戦し宮原先輩の小手や相川先輩の逆胴などがあり見どころのある試合だったのですが、結果は1-2で惜しくも敗退しました。
 男子II部は先鋒から篠田康弘先輩、塚本六美先輩、岩田吉功先輩、内藤貢先輩、白石輝志通先輩の五名で臨みました。一回戦を勝ち進み、二回戦は塚本先輩の胴の一本勝ち以外全員引き分けで三回戦へと進みます。対戦相手東洋大に上手く試合をされ0-2で敗退となりました。
男子III部は先鋒から内田明博先輩、信廣武敏先輩、松村義隆先輩の三名で臨みました。一回戦は全員引き分けで代表戦となり、抽選で中堅の再戦が決定しました。代表戦で信廣先輩が面を決め二回戦に進みます。二回戦は日体大と対戦しましたが0-1と惜しくも敗退しました。
女子の部は先鋒から横尾由布子先輩、本川愛梨先輩、田門織江先輩、渡辺亜美先輩、岩滝晶子先輩の五名で臨みました。一回戦は全員二本勝ちし、勢いに乗って二回戦、三回戦、準決勝を突破しました。決勝戦、清和大と対戦しました。先鋒の横尾先輩が二本勝ちし、勢いを早稲田に引き寄せましたが、副将大将が惜しくも負け結果準優勝となりました。
普段からOBOGの先輩方には毎週火曜・金曜の例会での稽古や学生への援助など、日頃から沢山お世話になっています。今回OBOGの先輩方の応援に行かせていただいて、試合の迫力に応援の熱が入りましたし、現役の私たちも負けていられないなと、鼓舞されました。今後も多くのOBOGの先輩方に稽古をお願いして、ご指導賜りたいと思います。そして現役一同、次の大会に向けて力を蓄えていきたいと思います。皆様、応援の程宜しくお願い致します。
拙文でしたが、記事をご覧いただきありがとうございました。次回の記事をお楽しみに!

2016年12月10日土曜日

第17回関東女子学生剣道新人戦大会

こんにちは。今回の記事は三年河村が担当させて頂きます!

先日、12/3(土)に東京武道館で
1.2年生による、第17回関東女子学生剣道新人戦大会が開催されました!

一回戦目はシードのため二回戦目からでした。初戦の相手は山梨大学。相手は四人でした。先鋒沖田が開始早々綺麗な返し胴をとり一本勝ち。続く四人も勝利を重ね、4-0で勝利しました!

三回戦目は日本獣医生命科学大学。相手は三人で次鋒と副将は不戦勝でしたが、先鋒川畑
、中堅品川、大将山下の三人も圧倒的な強さをみせ二本勝ち。5-0で圧勝しました!


四回戦目は東京女子体育大学。先鋒沖田が引き分け、1年生の次鋒品川、中堅太田が勝ち。しかし副将山下が一本取られてしまい、大将の小西に2-1の一勝リードでまわします。小西は怪我を背負いながらも粘って引き分け、準々決勝に駒を進めました!  


準々決勝は清和大学。先鋒沖田が二本勝ちし、次鋒品川、中堅山下、副将太田は引き分けて、またもや一勝のリードで大将戦を迎えました。大将小西は中盤に面を取られてしまいましたが、一本負けでしのぎ、本数勝ちでチームの勝利をつかみました!


この時点で昨年の結果を超えて、波にのる早稲田大学!
迎えた準決勝の相手は、今年関東大会で早稲田に勝利し、日本一を経験した、宿敵明治大学でした。あの時の悔しい思いを忘れず、絶対に勝つという強い気持ちで選手たちは試合に臨みました。オーダーも今までと少し入れ替え、先鋒沖田、次鋒品川、中堅山下、副将小西、大将太田でした。緊迫した試合が続き前の四人は引き分け、大将の太田へ託されました。太田は相手の勢いのある動きに動じることなく、綺麗な小手すり上げ面を決め、その後も落ち着いた試合を展開し、1-0で明治大学に勝利しました!

 

早稲田にとって二年ぶりの決勝の舞台。
決勝戦の相手は、昨年敗れてしまった國學院大学でした。
先鋒沖田が、惜しくも一本負けしてしまいますが、次鋒品川が相手が小手にきたところを上から面にのり一本勝ちで取り返し、中堅山下に繋げます。山下は上段相手に対して、出ばなの小手を決めて勝ち越し、リードした状態で副将太田へ繋ぎました。太田は相手が果敢に攻めて来るのに対し、負けじと攻め返しましが、惜しくも相面で競り負けてしまい一本負けしてしまいました。2-2の同数でまわってきた大将戦。小西の相手は一年生ながら全日本を経験し、その日絶好調であった長谷川。小西は中盤一本先取したものの、代表戦にもつれ込み、惜しくも負けてしまいました。
早稲田は準優勝という結果に終わりました。
手応えと課題の残る大会となりました。

          

今週は男子の新人戦が控えております!
皆様応援のほどよろしくお願い致します!

2016年11月28日月曜日

第81回早慶対抗剣道試合

皆さんこんにちは。今回の記事は社会科学部1年加藤が担当させていただきます。

先日、11月20日(日) に慶應大学日吉記念館にて伝統の一戦である、早慶戦が行われました。早慶戦は全日本と並び、私たち剣道部が今年1年間優勝を目標としてきた戦いの一つです。全日本では慶應大学に惜しくも敗れ、ベスト8を逃してしまい、今回はその悔しさを胸に挑む早慶戦になりました。


広い会場で1コートのみの早慶戦、伝統や観衆の視線がのしかかる重圧の中、開会式が始まりました。両校の気迫のこもったエール交換が行われ、総勢50名の両校選手の紹介が終わると、ついに試合の幕が上がりました。


早稲田の先鋒・岡田は1年生ながらも気迫で相手の4年生、篠田に対し常に前へ前へゆく試合をし、ドウを決め、流れを作りました。これを続く次鋒・岩部、十八将・藤澤が受け継ぎ、3連勝をあげました。さらに、十六将・小松(頌)、十五将・和田、十三将・馬場の活躍により、早稲田が大きくリードしました。とくに十五将・和田は1年ながらも今回の優秀選手に選出される活躍で相手の4年生、野地(逸)が不用意に間合いに入ってきたところにメンを決め、一本勝ちをあげました。

メンを決める和田(1年:東福岡)

しかし、その後は慶應側に流れを持っていかれ、敗戦が続きました。7勝6敗と負けてしまうと慶應に並ばれてしまう場面で登場したのが我らが副主将、森本です。堅実に試合を進め、延長戦の末、引きドウを決め、早稲田のリードを広げました。
    
森本(4年:龍谷大平安)

それでも慶應の流れは崩せず、ついに慶應に8勝8敗と並ばれてしまいます。その後、9勝9敗の本数負けという、もう後がなくなったところで副将・久田松が延長戦の末にメンを決め、大将・小林に繋ぎます。勝利した方が優勝という緊張した大将戦、すべてを託された主将・小林は因縁の相手、廣田と対戦しました。周りの応援や拍手もこの日一番の盛り上がりを見せ、緊迫した空気の中試合が始まりました。小林は相手のコテを警戒するも両者一進一退の攻防戦を繰り返し、延長戦に突入しました。両者拮抗する中、小林が相手のコテに対してメンを決め、早稲田を優勝に導きました。  
 小林(4年:高輪)

早慶戦優勝という目標を果たし、部員一同歓喜しました。現在早稲田は3連覇していますが、早慶戦は毎年どちらが勝ってもおかしくない戦いです。来年も勝利できるよう、より一層気を引き締めていきたいと思います。
また、この早慶戦をもって4年生の先輩方は引退となります。常に私たち後輩を引っ張ってくれた先輩方が引退するのは寂しいものですが、これからは久田松新主将をはじめとする新体制の下、部員一同精進してまいりますので、これからも応援のほどよろしくお願いします。








2016年11月16日水曜日

第50回関東理工科系学生剣道新人戦大会


こんにちは。今回の記事は基幹理工学部1年の山田が担当させて頂きます。


先日、116()に、電気通信大学第一体育館にて第50回関東理工科系学生剣道新人戦大会が開催されました。本学剣道部からは4年粟屋、坂元、森、梁川、3年河野、鴻野、小笠、2年トーマス、1年村田、山田の10名が参加しました。4年生と参加する理工大会は本大会で最後となるため10人で一丸となって大会に臨みました。


個人戦には4年粟屋、3年河野、2年トーマス、1年村田、山田が参加しました。4年粟屋が4年生の意地を見せ、気迫のある試合で見事ベスト8となりました。

団体戦には4年粟屋、坂元、森、梁川、3年河野、鴻野、小笠、1年村田の8名が参加し、第三位となりました。初戦、東邦大に対し、先鋒・鴻野が勢いのある試合で2本勝ちし、その流れを維持したまま、大将へとつなぎ、森が初太刀で返し胴を取り2本勝ちし、初戦、3回戦を突破しました。準々決勝では5将・梁川が面を決め、中堅・粟屋が守り、3将・河野、副将・坂元が2本勝ちし、準決勝へと駒を進めました。準決勝では、東農大に対して次鋒・小笠が引き分け、副将・坂元が取り返して勝つなど接戦を繰り広げましたが惜しくも負けてしまいまいました。



今大会ではそれぞれが活気のある試合をして、団体戦では第三位という結果を残すことができました。また、多くのOBや学生が応援に来てくださり、盛り上がりのある、良い大会になったと思います。本大会で学んだことをいかし今後の稽古に励んでいきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

2016年11月11日金曜日

第34回早慶対抗女子剣道試合

はじめまして。今回の記事は、4年野平が担当させていただきます。

先日、10月23日(日)に第34回早慶対抗女子剣道試合が慶應義塾大学日吉道場で行われました。この大会は4年生である私たちにとって最後の、特別な想いをかけて臨む大会でした。
決戦前夜、女子部員それぞれの想いを伝え合い早慶戦勝利への士気を高める中で、後輩たちは勝利への強い気持ちを表明し、4年生はこれまでの感謝と明日の勝利を誓いました。



想いを一つにして挑んだ大会当日、流れを決める先鋒戦は早大3年杉村と慶大4年前園の対決。積極的に技を出していく杉村ですが、なかなか勝負がつかずに延長戦にもつれ込みます。最後は前園が下がった一瞬を見逃さずに杉村がコテを打ち込み、早稲田に貴重な一勝をもたらしました。

続く次鋒戦、早大1年太田と慶大1年馬場の対決。なんとか流れを取り戻したい馬場に対し、冷静に対応する太田。延長に入り相手の手元が上がったところにコテを打ち込み、早稲田の流れを繋げました。

良い流れで迎えた五将戦、早大3年川﨑対慶大3年小林の対決。負けると後がなくなる慶大小林の攻めに対して冷静に応じる川﨑は、早稲田の勝利に勢いをつけるメンを決めて一本勝ちを収めます。

続く中堅戦、早大3年河村対慶大3年福沢の対決。早稲田の勝利に向けて強い気持ちを見せた河村は肩の怪我を感じさせない粘り強い試合を展開し、引きドウによって早稲田の優勝を決めました。

後輩たちが勝利を掴み取ってきたことで、続く三将の早大4年川上は慶大2年安井に対し、彼女らしい試合を展開します。鍔迫り合いでの一瞬の機会を逃さずに引きメンを決め一本を先取しますが、なんとしても全敗を阻止したい安井によって逆ドウを2本決められ、慶大に1勝を与えてしまいました。


副将戦、早大2年小西対慶大2年佐々木の対決。相手の猛攻に対して臆することなく、小西がツキを決めます。その後逆ドウを決められてしまうものの、一瞬の隙を見逃さずに引きドウを決め、大将戦に良い流れを繋げました。

大将戦、早大4年阪本対慶大4年竹内の対決。ここで阪本が気持ちの強さを見せます。序盤から果敢に攻め、コテを決めます。その後激しい打ち合いが続き、相メンとなりますが旗が割れて竹内に一本を与えてしまいます。それでもなお強い気持ちを見せ、最後は得意の引きメンで大将戦を終えました。


後輩たちの頑張りと川上、阪本の強い気持ちによって早稲田は見事13連覇を成し遂げ、私たち4年生は学生剣道生活に有終の美を飾ることができました。
今回の女子の勝利が次に控える男子早慶戦での勝利に繋がるよう、気を引き締めて稽古に励んでいきます。応援のほどよろしくお願いいたします。

2016年10月25日火曜日

部内大会

はじめまして。今回の記事は四年吉岡が担当させていただきます。

さて、去る1015日(土)、早大道場にて歴史ある部内大会が開催されました!
OBOGの先輩方からの豪華景品を懸け、部員全員によって熱い戦いが繰り広げられました。

開会後、西原部長、松村会長、栗原師範、池田監督からお言葉を頂きました。
なんと、松村会長は数十年前、当時一年生にして準優勝の座を掴み取ったそうです!
これには部員一同ビックリ!!!さすが大先輩!!!

その後は毎年恒例の選手宣誓!今年は4年小松弘樹くんが人生初の輝きを求めて大いなる誓いを謳い、早大道場に爆笑の渦を巻き起こしました。






開会式終了後、2コートに分かれて女子の試合が始まりました。
女子の注目選手は、1年生の太田麻友。二回戦の1年藤田に対し、開始21秒で面と小手を取り、最短勝者賞に輝きました。
男子の注目選手は昨年の覇者、久田松雄一郎。強敵一年秋山らを倒し、圧倒的強さで決勝まで上りつめます。




先に行われたのは女子決勝戦。
4年川上対1年太田。JAPAN候補合宿を共に乗り越えた仲間でもある二人の負けられない一戦。
両者一歩も譲らぬ熱い展開の中、最後は川上が4年の意地を見せ優勝に輝きました。




続く男子決勝戦は3年久田松対2年安井。
久田松が勝てば二連覇、安井が勝てばリベンジ達成となる一戦。
激しい攻防の末、安井が大技を決めてリベンジを果たし、優勝を掴み取りました。
閉会式が始まると、松村会長から賞状や景品が手渡されます。




優勝、準優勝、三位

実はこれだけではありません。
先ほど少し申し上げましたが、早稲田の部内大会にはとってもユニークな賞があるのです!!
最短勝者賞
最短敗者賞
もしかしたら優勝してたかもで賞
学年賞

この大会では、いろんな人が主役になれるのです。
剣道の技術云々に拘わらず、輝けるチャンスが平等にあることは、この大学の最も良い一面だと私は思います。  





さて、楽しい一日も束の間、部内大会後には男女早慶戦が控えております。

男女部員全員が一丸となって試合に臨み、必ず勝利を掴んで参ります。
みなさん、応援の程、宜しくお願いいたします!!

2016年10月18日火曜日

第64回全日本学生剣道優勝大会

こんにちは。今回の記事は社会科学部3年の杉村が担当させて頂きます。

先日、109()に、エディオンアリーナ大阪にて第64回全日本学生優勝大会が開催されました。今大会は、早稲田大学剣道部が目標としている「日本一」を決める大事な大会です。これまでの修練の成果を発揮し「日本一」を成し遂げるために早稲田全体が一つになり本大会に望みました。

早大は初戦、久留米大学と対戦しました。先鋒の山本がコテを先取し1本勝ち。続く次鋒の秋山は先にメンを取るが取り返され引き分け。続く五将の安井、三将の久田松、副将の勇、大将の小林が勝利を重ね5-0という圧倒的な強さを見せつけ二回戦進出となりました。



 続く二回戦では西日本大会で準優勝を収め、春の関西遠征でも苦しめられた近畿大学と対戦しました。先鋒の山本が良い流れで勝負をつなぐと次鋒の秋山、五将の安井が勝ち早大がリードをし、今大会圧倒的な強さを見せつけた三将の久田松がコテを二本取り、早大の勝利が決まりました。続く副将の勇がメンを取り4-0で近大を下し三回戦に駒を進めました。
          

そして、早大の最大のライバルである慶應と三回戦で激突。先鋒の山本がコテとメンを立て続けに取られ相手にリードを許します。追いかける状況となった早大は次鋒、五将ともに引き分け。続く中堅森本が力強いメンを決め勝負をタイに戻します。三将の久田松も果敢に攻め続け相手の手元を崩し、コテを決めリードした早大ですが、副将の小林が初太刀にコテを奪われ取り返そうとするが取り切れず敗れてしまいました。引き分けでは負けてしまう大将の勇は果敢に1本を取りに行きますが勝負に出たところに相面を取られてしまいました。後がなくなった勇は技を積極的に出し攻めていきますが、最後に出ゴテを取られ早大は2-3で最大のライバルである慶應に敗れ今大会ベスト16という結果に終わりました。


今年のチームはチームワークもよく優勝が十分に狙える実力があっただけに悔しい結果となってしまいました。残るは、女子早慶戦、男子早慶戦です。早慶戦では今大会のリベンジを果たすために日々精進していきます。皆さん、応援よろしくお願いします! 


2016年9月28日水曜日

スポーツフェスタ

皆さんこんにちは。今回のブログは社会科学部1年の石田が担当させていただきます。
はじめに先日の試合結果から報告させていただきます。
9月の中旬に行われた関東大会で男子は3位という結果を全日の切符を手にすることができましたが、女子は惜しくも全日への切符を逃してしまいました。応援ありがとうございました。
勝負にこだわり、全日本優勝という目標を持って、
悔しい思いを晴らされるように部員一同、毎日稽古に励んでおります。


敬老の日に以前に告知しましたスポーツフェスタが開催されました。朝から足元が悪い中、たくさんの親子が来場してくれました。ご来場ありがとうございました。剣道部はお祭りの全体の受付を担当し、元気よくパンフレットを配り、時には迷子の子供の誘導をしました。



お昼過ぎから行われた40分間の剣道教室には多くのこどもたちと親御さんに参加していただき、活気あふれる盛大なイベントとなりました。こどもたちは非常に元気がよく、大きな声で挨拶や返事をし、ルール約束事を守っていただいた為、けがなく無事に終わらせることができました。

最初は3年の山本聖人さんの号令で体操が始まり、その後、面打ち、籠手打ち、胴打ちの基本打ちを行いました。まずお手本をみてから、実際に竹刀を持って打突していきました。思いっきり力強く打つ子もいれば、優しくそっと打つ子もいてさまざまでした。初めて竹刀を握る子供たちの目は輝きに満ち溢れ、剣道を楽しく学んでもらえたと思います。子供たちの真剣に剣道に取り組む姿を近くでみていると、私たちも剣道を習い始めた小さいころを思い出し、初心にかえることができました。このようなふれあいの場を設けることで、忘れていた大切な何かに気づかされることがあります。最後は2組同時に立ち合いを披露してもらいました。力強い打突や素早い足さばきをみた子供たちは、歓喜の声をあげ、大きな声援が体育館中に響き渡りました。



スポーツで普段は接することのできない子供たちや地域の住民の方々と繋がることができました。
 新しくできた輪をこれからも大切にし、早稲田のスポーツをさらに広めていこうと思いました。
これからも地域の皆様の応援を支えにし、感謝の気持ちを忘れず、早稲田大学剣道は頑張っていこうと思います。



2016年9月26日月曜日

第42回関東女子学生剣道優勝大会


こんにちは。今回の記事はスポーツ科学部1年の品川が担当します。



先日9月17日()、東京武道館に於いて第42回関東女子学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は早稲田大学剣道部が目標としている「日本一」を達成するための第一歩となる試合です。これまでの練習の成果を発揮し、全日本への出場権及び関東優勝を勝ち取ろうと会場全体が白熱します。



早大は二回戦で明治大学と対戦しました。初戦から厳しい戦いと覚悟し選手も応援する者も気合が入ります。先鋒の杉村が中盤で引き小手を取られ取り返そうとするが惜しくも一本負け。続く次鋒の太田は積極的に技を出し一本を取りにいきますが、打ち合いの末面に跳んだところを胴を抜かれ、その後惜しい技を繰り返すも旗が上がりきらず一本負け。中堅の川﨑は一本を取り後ろにつなごうと奮闘し冷静な試合を展開し引き分け。副将の河村は一本を取ることが絶対条件となる試合で、関東個人でも対決した大亀との対決となりました。何とか一本を取ろうとするが小手を先取され、残り時間少なくなったところで面に跳んだところを胴を抜かれ、早大の負けが決定しました。大将の川上は最後まで気持ちをつないで意地を見せ、力強い面で一本勝ちを挙げ最後に明大に一矢報いました。




今年のチームは優勝が十分狙え、周りの大学からも注目を集める中で気合を入れて挑んだ二回戦、大幅なオーダー変更をした明大に敗退する結果となりました。全日本への切符を逃した悔しさはとても大きいですが、これまでの厳しい稽古や合宿を乗り越えてきたことを思い出し、今回の結果で学んだことをバネにして男子の全日本、早慶戦に向けまた一丸となって練習し、リベンジしていきたいと思います。みなさん、これからも応援よろしくお願いします。

2016年9月17日土曜日

第65回関東学生剣道優勝大会

 こんにちは。今回の記事は教育学部1年の長瀬が担当します。

 先日9月11日(日)、日本武道館に於いて第65回関東学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は私達早稲田大学剣道部が掲げる「学生日本一」という目標を達成するためには避けては通れない道であり、これまでの修練の成果を発揮し関東優勝を勝ち取らんと、選手はもちろん応援する観客席にも気合が入ります。

早大は、緒戦となる第二回戦で東洋大学と対決しました。先鋒の山本が引き分けで勝負を繋ぐと、次鋒の秋山が持ち前の勝負強さを発揮し面を先取。早大はこのリードを守りきり、みごと三回戦へと進出しました。

 続く三回戦の相手は亜細亜大学。序盤では次鋒の秋山が小手を取られ相手にリードを許しますが、続く五将の安井、三将久田松が勝利を重ね逆転。副将勇、大将の小林がこの勝利を守り抜き、四回戦へと駒を進めました。
 
 そして続く四回戦。対戦相手は慶應義塾大学。慶応とは年に一度の合同稽古や早慶戦を通して時には互いの威信を賭けてぶつかりあい、時には互いを切磋琢磨しあうライバル関係です。つまりこの四回戦は早慶戦へのいわば前哨戦のようなものであり、選手達にも一層の闘志が漲ります。先鋒の山本は試合序盤で小手を取られてしまいますが、早稲田の意地を見せ面、小手と立て続けに二本を取り返して勝利。この勝利で勢いに乗った早大は中堅の森本、三将の久田松、大将の勇の勝利によってみごと宿敵慶応との戦いを制し、五回戦へと進出を決めました。

 準々決勝となる五回戦は前年度準優勝の強豪、筑波大学との対決となりました。さすがに五回戦ともなると両チームの実力は拮抗しており、互いになかなか一本を決めることができません。そんな中、勝負の均衡を破ったのは中堅の森本でした。筑波大学の田内相手に面を取られてしまいますが、すぐさま面を取り返し、その後もすさまじい気迫で小手を決め二本勝ち。早稲田はこの貴重な一勝を守りきり、みごと筑波大学を下し準決勝へ勝ち進みました。

そしていよいよ準決勝。相手は前年度第三位の中央大学。強敵、中央大学を相手に早稲田は一進一退の攻防を繰り広げますが、先鋒山本が健闘するも小手を取られ一本負け。中堅の森本が面を決め、早大が勝負をタイへと戻します。続く三将小林は中大の村上を相手に面を取られ、中大に再びリードを許します。しかし小林も執念を見せつけ、胴を取り返し勝負を副将の勇へと繋ぎます。勇が華麗に逆胴を決め、早稲田が決勝進出へと王手をかけたかに見えましたが、続く大将戦、久田松は梅ヶ谷を相手に僅差で一本負け。勝負は代表戦へともつれこみました。早稲田からは久田松、中央大からは梅ヶ谷が代表として選出され、決勝進出を賭けたすさまじい試合が繰り広げられました。早稲田、中央だけでなく日本武道館全体が注目した代表戦は互いが一歩も譲らぬ互角の勝負となり、両者とも有効打がないまま、10分以上もの時間が経過しました。会場全体が試合の行く末を見守る中、梅ヶ谷が久田松の虚を突いた引き面を決め代表戦に終止符を打ちました。
 この結果早稲田大学は三位入賞が決定し、早稲田を破った中央大学は決勝で国士舘を打ち倒し優勝しました。
今年のチームは優勝も十分狙える実力があっただけに、三位という結果には悔しさも残りますが、10月9日(日)に大阪で開催される全日本学生剣道優勝大会ではこの悔しさをバネに、部員全員で必ずや悲願の「学生日本一」の座を勝ち取りに行きます。皆さん、応援よろしくお願いします。

2016年9月14日水曜日

デミアンインタビュー

こんにちは、今回の記事は4年酒井が担当いたします。
今回の記事は普段の試合の報告等とは打って変わり、
早大剣道部のある部員の紹介を対談形式でお送りいたします。

酒井:それでは最初に自己紹介をお願いします。
??:デミアン・渚・ウィリアムスです!




酒:剣道は何歳から?
デ:8歳の時、お母さん(日本人)から始めさせられました。

酒:どういう経緯で日本に、それも早稲田の剣道部に入部することに?
デ:数年前のアメリカの代表選考で負けたのがきっかけです。兄は代表になれたのに自分はなれなかった。その時にクリストファー先生にどこかに留学することを薦められて、早稲田で剣道を学ぶことにしました。アメリカ代表になるためです!

酒:早稲田の剣道部に入部してみてどうだった?
デ:剣道部に入ったことは無かったから、色々なことにびっくりしたけど、楽しかった!学生だけで真剣に練習しているのはアメリカにはなく信じられなかったけど本当に楽しいです。最初は誰だこいつはと思われてたかもしれないけど、雰囲気もウェルカムで、時間が経つに連れて本当にみんなと仲良くなれた。

酒:夏合宿はどうだった?
デ:きつかったです。でも、楽しかった。一発芸も楽しかったです。
毎日ご飯を一緒に食べて、最終日の練習は本当にきつかったけど、ノリで頑張った。特に1000本素振りはきつかったけど、剣道部のみんなと力を合わせて、やり遂げることができました。

酒:最近の剣道部生活はどう?
デ:4月になって初めて後輩ができた。今の1年生は最初で最後の後輩です。
ありがたいです。


酒:日本に来て、私生活はどう?日本の何が好き?
デ:彼女はいません。笑 遊びが楽しくて彼女ができない。
日本人の女の子は可愛いです。
あとコンビニが好きです。すごく便利でおにぎりとか何でも買える。
日本の好きなところは食べ物、女の子、コンビニです。

酒:最後に早大剣道部にメッセージをお願いします!
デ:皆さん、1年間お疲れ様でした!この1年でいっぱい思い出ができました。
剣道部に入ったから日本の文化と礼儀について学べたし、剣道の腕も上達することができました。アメリカに帰っても、もっと強くなれるよう頑張ります。
もしアメリカ代表になれるとしたら、それは早稲田の剣道部のおかげです。
この1年だけでなく、これからが自分とみんなの始まりだと思っています。
いつまでも自分のことを覚えていて下さい、そして将来必ずまた会いましょう。
先輩、同期、後輩の皆さん大好きです。快く歓迎してくれて本当にありがとうございました。

これにて対談は終了です。
記事冒頭では部員紹介と書きましたが、実はデミアンは先日留学期間が終了し、アメリカに帰国してしまいました。デミアンはこの1年、持ち前のキャラクターで剣道部を盛り上げてくれました。とても寂しくなりますが、デミアンがアメリカ代表として活躍できるよう、部員一同応援しています。


また再会するのが早くも楽しみですね!それでは次回の更新をお楽しみに。