2019年12月26日木曜日

寮紹介(紺碧寮)


皆さんこんにちは!

本日の記事は社会科学部1年、東伏見紺碧寮、寮生の嶋田が担当させていただきます。

今までの記事で大会や合宿、オフの使い方について触れてきた当ブログですが、本当の意味で「早大剣道部」を皆さんに知ってもらえているのか?まだ重要な何かを伝え忘れているのではないか?そのような疑問を抱き、筆を執らせていただきました。

そう、その疑問とは、

お前ら、どこに住んでるんだよ
ということです。

確かに、住居は学生の基本中の基本。住む場所が見つからなければ稽古どころではないですよね。

実際、部員の大半は実家通い、もしくは一人暮らしをしています。大学生らしく稽古以外にも勉強やバイト、遊び諸々。

それはそれで充実した生活を送っているみたいですね。

しかし、ここで一抹の不安が生じることでしょう。

「やっぱりお金がかかるのかな?」
「一人暮らしは不安だなぁ」
「でも実家からは通えないんだよなぁ」

安心してください。経済面、生活面の不安の一切を感じさせない物件、東伏見にあり。
それが
紺碧寮
なのです!


ここからは東伏見にある紺碧寮の紹介をさせて頂きます!(女性の方は田無にある紺碧寮についての紹介を次号以降に期待!)

早大紺碧寮は体育会生限定の原則21部屋の男子寮となっていて、剣道部は現在8名の部員が入っており、1年から4年まで仲睦まじく暮らしております。

東伏見駅から徒歩2分の位置にあるこの寮は絶大な人気を誇っています。

早稲田キャンパス、所沢キャンパスともに、寮からキャンパスまで30分で着くのでとっても便利です!
 


紺碧寮の魅力について
食事は栄養バランスを考慮したボリュームのあるものが月~土、朝晩出ます。

最近更においしくなったみたいで寮生大満足の模様!食堂もかなり広い!朝はラクロス部、夜はアメフト部の練習を食堂から眺めながらご飯を食べることもしばしば。


食堂

体育会で頑張るのはいいけど、勉強面で不安に感じる方もいるかと思います。

大丈夫です!早稲田体育会生は文武両道をモットーにしており、WAP(Waseda Athlete Program)などのプログラムによって、スポーツだけでなく勉強もさせてもらえる環境が大学には整っています。

それは紺碧寮でも同じで、24時間利用できる自習室や食事時間外なら食堂も勉学の為に自由に利用することができます。

私もテスト期間中には自習室にこもって徹夜で勉強しています!


1階 自習室(ミーティングルームとしても使用可)

紺碧寮の大きな魅力として誰もが最初に挙げる設備があります。
それは一階にある大浴場です!








見てください。このスーパー銭湯並みの大きさ!この浴場は私たちの部活で疲れた身体、心を毎日癒してくれます。

居心地良すぎてここで30分いることも平気であります(まさに銭湯感覚!)。

また、紺碧寮にはルールというものがほとんどありません!それは各学生の自主性を重んじ、人間性を信頼している証なのだと私は考えています。

高校までの寮生活は色々縛られるものが多いと聞きますが、ここでは一人暮らしさながらの生活をすることが可能です!

さらに、部屋は同学年同士で組めるため、気を遣わずのびのびとした生活が送れます!

さて、ここまで寮の魅力について書かせていただきましたが、このように設備が充実している中で、気になるところは月の寮費といったところでしょうか。

紺碧寮は大学から多大な支援を受けており、寮費も格安の月53千円で住むことができます!

ある寮生M君(社会科学部1年)の1


8:15 起床  朝ごはん 今日はうどん!(朝ごはんは7時から8時30分の間で食べられます)
9:30 お風呂(10時30分から30分間は浴場掃除で入れないんですよね)
10:00 2限目の講義に向けて出発
1030 早稲田キャンパス到着
1430 2限、3限の講義が終わり、稽古の為道場に向かう。
1510 道場到着
1630 稽古開始
1830 稽古終了  K君は稽古熱心なので稽古後の自主練!
2030 寮到着  夕食 今日は豚肉の生姜焼き!(夕食は19時から22時30分の間で食べられます)
2130 1時間程度ゼミのレポート課題など済ませる。





2230 皆で遊ぶ!(今日はモンスターハンターアイスボーンをしました!)




2400 お風呂
2420 就寝

最後に

私自身も1年時に入寮するときは、人間関係をうまくやっていけるか、寮生活をしたことがない自分でも大丈夫なのか、かなり不安でした。

しかし、今までの剣道部の先輩方はとても優しくて、飲み会やご飯などよく連れてっていただいて、これまで充実した生活を送ることができました。

また、紺碧寮はほかの部活からのスポーツ推薦生が入寮する傾向にあり、各世代のスター選手と部活外での交流ができるのも寮ならではの魅力だと思います。

ですので、早稲田大学紺碧寮は住みやすいし安いし、私が自信を持ってオススメできる寮です!

受験生の方は、この時期勉強や対策などで御多忙のことと思います。

是非頑張ってください!もし、入学が無事決まりましたら、遠方の方は次に居住地を考えますよね。

その時、このブログを見て頂いた方に「紺碧寮なんてものがあったな」と思い出して頂いて、選択肢の1つにして頂ければ幸いです!


ご覧いただきありがとうございました!


2019年12月20日金曜日

学部紹介②

皆さんこんにちは!

クリスマスを控え、慌ただしい季節となって参りました。お元気お過ごしですか?

剣道部はオフに入り、部員それぞれが思い思いに日々を過ごしています。

今回は、政治経済学部1年千野が、早稲田大学政治経済学部について紹介したいと思います!

政治経済学部(通称:政経 インスタプルフ:PSE)は、読んで字のごとく、政治と経済を包括的に学ぶ学部となっており、大学創立時より実在する数少ない学部の1つです。

政治経済学部は長年の歴史で数々の要人を輩出してきました。

この学部の特徴として、自らの意思を持って行動している学生が多いような気がします。

「意識が高い」という言葉で留めてしまえばそれまでで、かえって気持ち悪いイメージさえ持たれるかもしれません。

しかし、短期的と長期的、その両方を考慮しながら明確な目標を持って日々精進する風土は、剣道部にも通ずるところがあるのではないでしょうか!

政経の授業は主に3号館で行われます。この建物はいわゆる大学の建物というイメージとは一線を画しているかもしれません。内部の写真がこちらになります。


2014年に建てられたこの建物は、まるで高級ホテルかのような作りです!また同時に、全教室に最新の設備が整えられ、勉学に打ち込める環境です。

この建物に惹かれたという理由で慶應法学部を蹴って政経に来た知り合いもいるほどです。

現在剣道部には、4名の政経生が所属しています。下級生は上級生に学部でのアドバイスを貰い、大学生活を有利に進めることができています。

政経は人気学部ということもあって学業も大変ですが、部活と学業の切り替えをしっかり行うことで誰でも両立ができます!

是非、政治経済学部へ入学し、剣道部に入部してください!

今後とも早稲田大学剣道部、そして政治経済学部生への応援、よろしくお願いします!



学部紹介①


みなさんこんにちは!


今回の記事は、スポーツ科学部1年松下が早稲田大学スポーツ科学部について紹介させていただきます。


               広大なグラウンド

スポーツ科学部(通称:スポ科)は人間科学部と同じく、所沢キャンパス(通称:とこキャン)で講義を受けます。

所沢キャンパスは埼玉県にあり、豊かな自然に囲まれた広々としたキャンパスです。

スポーツ科学部には多くのトップアスリートも在籍しているため、彼らから良い刺激を受けて充実した学生生活を送ることができます。

スポーツ科学部と聞くと、ただひたすらに運動するのではないかというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

もちろん、授業で運動をすることも可能ですが、コーチングを学ぶこともできれば、教員免許取得のための勉強をすることもできます。

このように自分の学びたいことを他学部より比較的自由に履修することができる学部です。

また、学年が上がるとコースを選択し、自分の学びたい分野についてより専門的に学ぶことができるようなシステムになっているため、自身の専門性を高めることができます。


 自然豊かな所沢キャンパス

また、スポーツ科学部には剣道部員も多く在籍しているため、先輩方のサポートをたくさん受けることができます。

私たちと一緒に楽しいとこキャンライフを送りませんか?

それでは、次回の更新もお楽しみに!

第20回関東女子学生剣道新人戦大会


皆さんこんにちは!

今回の記事は法学部1年平井が担当させていただきます。



先日1130日(土)、東京武道館において第20回関東女子学生剣道新人戦大会が開催され、本学剣道部からは2年浅野・石原・長谷川・鈴木・二神、1年佐藤・松下が出場しました。



この大会は12年生のみに出場資格が与えられる大会です。本学は関東一という目標を胸に試合に臨みました。
師範のもとに気合を入れる選手たち 



1回戦は十文字大学と対戦しました。

先鋒鈴木が試合開始後すぐにメンを先取されるも、自分のペースを取り戻してコテとメンを返し21で勝ち。

次鋒佐藤は引き分けでチームの流れを繋げます。中堅二神は相手を圧倒してコテとメンを決めて2本勝ち。

しかしここで、副将松下が一瞬の隙をつかれてメンを打たれて1本負けをしてしまいます。

2本取られたら代表戦という展開での大将戦、大将浅野は相手に触らせず引き分けに持ち込み、本学の2回戦進出が決まりました。



2回戦は東京農大と対戦しました。ここでは先鋒鈴木・次鋒佐藤・副将松下がポイントを取り、チーム全体で相手に1本も与えずに30で勝利し、勢いをつけて次に駒を進めます。


          大怪我から復帰し、試合に挑む佐藤選手



迎えた3回戦の相手は強豪、日本体育大学。

先鋒鈴木・次鋒佐藤・中堅二神は、果敢に攻めて懸命に1本を狙いに行くも、相手もなかなか隙を与えてくれず、引き分けで後ろに繋げます。

副将松下はここでリードしてポイントを取りたいところでしたが、試合中盤でコテを取られてしまい、そのまま1本負け。

続く大将浅野は、まずは1本取り返して五分に持ち込みたいという局面でしたが、相手の守りは固く引き分け、ここで早大の敗退が決まりました。
果敢に攻める浅野選手 



今回の大会は、新体制に替わってから初めての女子公式戦でした。残念ながら優勝することはできませんでしたが、この悔しさをバネに来年に向けてさらに稽古を重ねていきます。



本大会で本学剣道部の令和元年度のシーズンが終了しました。

これより2月までオフ期間に入り、1月には寒稽古、3月には遠征が控えています。

今シーズンは悔しい結果が重なり、多くの課題が見つかりました。

各自で自分の課題を見つめ直し、新体制の下で部員一同、日本一・早慶戦勝利を目指していきます。

今後とも応援のほどよろしくお願いします!


2019年12月3日火曜日

第65回関東学生剣道新人戦大会

こんにちは!

今回の記事は商学部1年の阿田木が担当させていただきます。

先日11月24日(日)に東京武道館において第65回関東学生剣道新人戦大会が行われました。

この大会は1、2年生にのみ出場資格が与えられる大会で、本学は関東一という目標を胸に、試合に挑みました。

本学はシードのため2回戦からのスタートで、初戦の相手は文教大学でした。先鋒和田が二本先取し、チームはそのまま流れに乗り6−0で勝ち進みます。


続く3回戦の相手は立正大学です。チームの勢いは止まらず、5−0で4回戦に勝ち進みます。


4回戦の相手は関東学院大学です。関東学院大学の予想を上回る奮戦に先鋒和田が敗北し、次鋒の三浦も引き分けに終わってしまいます。しかし、残ったメンバーが地力の差を見せつけ圧勝しました。


準々決勝の5回戦。相手は強豪の国士舘大学です。先鋒和田は強気の攻めを見せ、メンを先取しますが、ドウを決められてしまい引き分けに終わってしまいます。

さらに続く次鋒の森下も二本負けを喫してしまいます。しかし、五将の藤本が見事なコテで一気に流れを早稲田に持ってくると、三将の渡邊もドウを決め一本の本数差まで追いつきます。

しかし、副将野中は相手の岩部に見事な逆ドウを決められ、いよいよ大将戦。大将の鈴木は一本勝ちしないと勝利はない、というかなり厳しい状況での試合です。

この難しい試合の中でも相手を上回る攻めで、試合中盤に素晴らしいメンを決めます。その後も勢いは止まらず、終盤には出コテを決め、チームを逆転勝利に導きました。
試合前の選手

胴を決める鈴木

ついに準決勝です。こちらの相手も強豪校出身のスター選手が集う日本体育大学です。

次鋒の三浦が二本負けを喫し、続く五将の大串も捨て身の出コテで先取しますが、逆ドウを決められ引き分けに終わってしまいます。

しかし、中堅の藤本がここで奮起します。試合が動いたのは中盤、鍔迫り合いからお手本のような見事な引きコテを決め、なんとか返します。

しかし、三将、副将と白熱した試合を見せましたが、どちらも一本負けに終わってしまい、ここでチームの負けが確定してしまいました。

しかし、準々決勝でも逆転勝利に導いた大将の鈴木は日本体育大学の大将百田を圧倒し、逆ドウ、返しドウを取り二本勝ちを収めました。




本学は準決勝で敗北してしまい3位で終わりました。今回の大会は目標である関東一になることはできず課題も残りましたが、強豪校と対等に戦い抜き自信と手応えを得ることができました。


部員一同これからも関東、日本一を目指して精進していく所存です。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いいたします。



2019年11月25日月曜日

第84回早慶対抗剣道試合

第84回早慶対抗剣道試合

みなさんこんにちは!
今回の記事は法学部1年の真野が担当させていただきます。

先日11月17日(日)に早稲田アリーナにおいて、伝統の一戦である早慶戦が行われました。

早慶戦は1年間の集大成でもあり、四年生の最後の試合、早慶戦優勝というのは全日本と並び、部としての大きな目標の一つでもあります。

今年も、会場には剣道部員以外に、多くの方々が応援に来てくださいました。緊張感が漂う中、開会式が始まりました。

両校応援部による気迫のこもったエール交換が行われ、総勢50名の選手紹介が終わり、ついに試合の幕が上がりました。

緊迫感のある開会式

早稲田の先鋒和田晃貴(1年)は、勢いのある強気の攻めをかけ続け、慶應の先鋒松崎にコテを決めるとさらに勢いに乗り、続く慶應の次鋒玉地にもメンを決め、序盤にリードします。

そして、慶應の十八将森田に敗北を喫するも、早稲田の次鋒松田(一年)が森田に華麗なメンを決め、そこから二人抜きをします。

さらに、慶應の十六将の正メンバーでもある柏に二人抜きをされるも、早稲田の十七将吉村(三年)が食い止め、怒涛の3人抜きを見せ、早稲田のリードを大きく広げます。

しかし慶應の正メンバーでもある横溝に延長の末、メンを取られ、ここから横溝は足をつりながらも早稲田を6人も抜き、一気に接戦に持ち込まれます。

この流れを止めたのは早稲田十一将の岡田(4年)です。執念のコテを決めると、続く慶應の十二将森川にも見事なメンを決め、一度はリードを奪われるも何とか追いつきます。

その後も激戦を繰り広げるのですが、早慶両方、中堅の勝負となりますが敗北を喫します。

慶應に一人のリードを許し始まった後半戦、早稲田九将の渡邊(2年)が見事なメンで早稲田が取り返すも、慶應七将の松竹に3人抜きされ、徐々に慶應にリードを広げられてしまいます。

しかし、迎えた早稲田の四将藤本(2年)が上段の構えからの見事なメンで一気に追いつきます。

ところが、慶應四将の長谷川が取り返すなど、慶應リードのままお互い一歩も譲らない戦いが続き、早稲田残り二人、慶應残り四人とかなり劣勢な状況で回ってきた早稲田副将の中嶋(4年)は延長戦になる勝負に打ち勝ち、そこから3人抜きをして逆転に成功。

慶應の大将まで持っていきます。苦しい延長戦の末、慶應の伊藤に惜しくも返し胴を決められ、いよいよ最後の大将戦。

早稲田の大将秋山(4年)と慶應大将の伊藤(4年)の試合に選手と部員、そして観客席からの声援もこの日一番の盛り上がりを見せます。

そして、勝負はついに延長戦に突入します。激戦を繰り広げましたが、お互い気迫のこもった合いメンで惜しくも伊藤に旗が上がり、慶應の優勝という結果に終わりました。
大将戦前の秋山

早慶戦は両校のプライドとプライドをかけた戦いであり、どちらも実力以上の力を出し切る試合の連続で、毎年どちらが勝ってもおかしくない接戦を繰り広げています。

そんな中で来年こそは勝利できるよう、部員一丸となってより一層気を引き締めて稽古に励む所存です。

また、この早慶戦をもって4年生は引退となります。

常に私達後輩を引っ張ってくれた先輩方が引退するのは寂しくも感じますが、これからは藤田新主将をはじめとする新体制の下、部員一同精進してまいりますので、これからも早大剣道部の応援をよろしくお願いします。

2019年11月13日水曜日

第37回早慶対抗女子剣道試合

こんにちは。今回の記事は社会科学部1年和田が担当させていただきます。

先日、1014日(月)に第37回早慶対抗女子剣道試合が慶應義塾大学日吉道場で行われました。

この大会は4年生にとって最後の大会で、それぞれが特別な想いを持って臨みました。

決戦前夜、部員全員、早慶戦勝利への士気を高め、4年生の女子部員、女子早慶戦メンバーはこれまでの感謝と明日の勝利を誓いました。


想いを一つにして挑んだ大会当日、流れを決める先鋒戦は早大2年二神と慶大2年藤村の対決。

積極的に攻め、序盤に引きメンを決めます。その後も攻め続け、相手のコテを打ち落としてメンを打ち込み、二本勝ちによって早稲田に貴重な一勝をもたらしました。

続く次鋒戦、早大2年大坂と慶大3年高橋の対決。なんとか流れを取り戻そうと果敢に攻めてくる高橋に対し、冷静に戦う大坂。

なかなか勝負がつかずに延長にもつれ込みますが、思い切ったメンを打ち込み、後ろに良い流れを繋げました。

良い流れで迎えた五将戦、早大4年川畑と慶大3年木村の対決。どうしても取り返したい慶大木村は気迫のこもった攻めで試合を展開します。

それに対し川畑は、木村の気迫を上回る攻めで対抗しますが、相引きメンを決められてしまいます。その後、取り返すことができず、慶大に一勝を与えてしまいました。

続く中堅戦、早大2年浅野と慶大1年高梨の対決。五将戦の勝利により、勢いに乗っている慶大高梨は、積極的に打ち込んできます。

そして、激しい打ち合いになりますが、浅野が見事なメン返しメンを決めます。その後、相手に隙を全く見せることなく試合を展開し、早稲田に良い流れを取り戻しました。

三将戦、早大4年中澤と慶大3年川村の対決。あと一勝で勝負が決まるということで、緊張感のある試合が繰り広げられます。

なかなか試合が動かず、延長戦にもつれ込みますが、なんとか後ろに繋げたい慶大川村によって相メンを決められ、負けてしまいます。



副将戦、早大4年品川と慶大3年早津の対決。ここで勝負を決めたい品川は思い切った技を繰り出しますが、負けると後がない早津はなかなか打たせません。

延長戦になり、品川がメンにいったところに早津がコテを打ち込み、同点になってしまいます。

そして迎えた大将戦、早大4年太田と慶大4年馬場の対決。太田は早稲田の勝利に向けて、序盤から果敢に攻め、相手を圧倒します。

しかし、馬場も上手な試合展開で一本を許さず、延長戦になります。激しい打ち合いが長く続きますが、馬場が手元を上げたところを見逃さずコテを打ち込み、早稲田の優勝を決めました。


大将戦にもつれ込む激闘でしたが、部一丸となって勝利を掴み取り、16連覇という偉業を成し遂げることができました。

そして、早慶戦が最後の大会となる4年生女子部員は有終の美を飾り、男子早慶戦へ向け弾みとなる素晴らしい結果を残してくれました。

今回の勝利が次に控える男子早慶戦での勝利に繋がるよう、気を引き締めて稽古に励んでいきます。

応援のほどよろしくお願いします。





第67回全日本学生優勝大会


こんにちは。今回の記事は社会科学部1年佐藤が担当させて頂きます。



先日、1027日(日)に、千葉ポートアリーナにて第67回全日本学生優勝大会が開催されました。

本大会は、早稲田大学剣道部が目標としている「日本一」を決める重要な大会です。日頃の鍛錬の成果を発揮するため、早稲田全体が一つになり本大会に挑みました。




一回戦目の相手は高知大学でした。


先鋒の大串が前大会同様果敢な攻めで面を二本決め、早稲田に勢いをつけます。


続く次鋒の鈴木が上段の選手を相手に小手を決めリードします。その直後に手元を開けたところに小手を打たれ引き分けのまま、五将の藤本へと繋ぎます。



つづく藤本、岡田は、早稲田の勢いを後ろにつなげようと、しっかりとした攻めで試合を進めますが、相手も簡単には打たせてくれず、引き分けとなります。


三将藤田は、後半に差し掛かる場面で小手を打たれ惜しくも一本負け。


次の副将中嶋は前半の早稲田の勢いを取り戻そうと必死に技を繰り出しますが、小手に出ようとした場面で面に乗られて一本取られてしまいます。

その後も果敢に攻めて何とか取り返そうとしますが、なかなか相手を崩すことができず大将の秋山へ不利な状況で回りました。




こうして回ってきた大将戦、絶対に取らなければならない不利な状況ではありましたが、安定感のある試合運びで相手が居ついたところに面を決め、一本リード。

その後も様々な技を出して早稲田の勢いは取り戻せたように思えました。

しかし、後半に差し掛かったところ、審判の判断により反則を二回とられ、相手の一本となり大将戦は引き分けに終わり、早稲田は初戦敗退という結果になりました。




全日本は悔しい結果となってしまいましたが、まだ男子早慶戦や12年生には新人戦があるので、この悔しさをバネにチーム一丸となって稽古に励んでいきます。

皆さん、応援よろしくお願いします!













2019年11月11日月曜日

部内大会


皆さんこんにちは!


本記事は政治経済学部1年の千野が担当させていただきます。



去る929日(日)に、早大道場におきまして、部内大会が盛大に開催されました。


この大会には大きな特徴があります。

普段から早稲田の代表として試合に出ている者、そうでない者、盛り上げ役の者、床との相性が悪い者。

全ての部員が、選手として平等のもと、頂点を目指す大会なのであります!

開会式に参加する選手たち

開会式終了後、直ちに女子の部が開始されました。



白熱した試合展開が繰り広げられる中、実力者が順当に勝ち上がりました。結果は以下の通りです。



優勝  太田

準優勝 品川

第三位 鈴木

第三位 二神



長時間に渡る白熱した戦いが繰り広げられました。太田選手が主将の意地を見せて優勝しました。





引き続き男子の部が行われました。



普段とは異なり、次々と繰り出される技の数々に、場内のボルテージが上がります。




中でも盛り上がったのが主将秋山(スポ科・4)と学連町田(人科・4)の同期対決。最後は見事な巻き上げで勝負ありでした。



その他にも、見るものを圧倒する名勝負の数々には枚挙に暇がありませんが、スペースの都合上割愛させて頂きます。



男子の結果は以下の通りです。



優勝  岡田

準優勝 鈴木(涼)

第三位 秋山

第三位 吉村



優勝した岡田選手は実力者であることはさることながら、部内大会においても強さを発揮し、見事な栄冠を勝ち取られました。



また、部内大会の特徴として、ユニークな賞がいくつか創設されています。



もしかしたら優勝してたかもしれないで賞: 優勝者の一回戦の対戦相手に送られる。


最優秀試合者賞: 主務陣の独断で選ばれるベストマッチに送られる。


最短時間勝利賞: 全試合の中で最速で勝利した者に送られる。


最短時間敗者賞: 最も早く負けてしまった栄誉ある者に送られる。



これらの賞は誰にでもチャンスがあるため、部員全員が積極的に賞を狙える仕組みとなっています。



最後に閉会式が行われ、先生方からお話をいただきました。



これから秋のシーズンに入り、早慶戦、全日本学生と試合が続きます。目標に向かって精進いたしますので、応援のほど、よろしくお願いします。


文末になりましたが、本大会のために賞品を頂戴致しました先輩方に厚く御礼申し上げ、今回の記事とさせていただきます。

2019年10月2日水曜日

第45回関東女子学生剣道優勝大会

こんにちは!

今回の記事はスポーツ科学部1年の大串が担当させていただきます。

先日、9月23日(月)に、東京武道館に於いて第45回関東女子学生剣道優勝大会が開催されました。

この大会は、全日本女子学生剣道優勝大会への出場権をかけた重要な大会です。

各校は、本大会に向けて日々の稽古に励み、全国への切符を勝ち取るため大変白熱した試合を展開しました。


早大は一回戦で首都大学と対戦しました。

先鋒の二神は、打ち合いの中で引き面を先取すると、その後初太刀で面を決め二本勝ちし、チームを勢いづけます。

次鋒の大坂は、相手が上段でしたが落ち着いて小手を二本奪います。

続く太田が安定した試合運びで引き胴と小手返し面を決め、早稲田の勝利が確定し
ました。

副将の中澤は相手につけいる隙を与えず小手と引き胴を決め、大将の品川は一本取られはしたものの、二本取り返し、一回戦を突破しました。

一回戦目は、緊張から動きが硬くなるかと思いましたが、皆動きにキレがあり、これからの試合がより一層楽しみになりました。




続く二回戦目では、前年度優勝校の明治大学と対戦しました。

私たち応援も一丸となって相手校にぶつかります。

先鋒の中澤は相手に主導権を握らせず、引き分けとなったものの明治大学のポイントゲッターを封じ、流れを引き寄せます。

次鋒の二神も足を使い、相手に的を絞らせずあと打ちを積極的に狙い、引き分けとします。中堅の大阪は、終始互角の攻め合いをしていたのですが、一瞬気の緩んだところで引き面を取られてしまいます。

しかし、ここから早稲田の副主将、主将と続きます。応援している側も負けている状況ではありますが、この二人が控えているだけで安心感があります。

副将の品川は、構えを崩すことなく相手を威圧し続けます。相手が時間空費により反則をもらった直後、審判の合図とともに相手を自分の間合いに誘い込み、鮮やかな面を先取しました。そして勝負は大将戦となり、引き分けに終わります。

代表戦は、太田が出場し、とてもきわどい惜しい打ちもありましたが、小手を取られ、二回戦敗退が決定しました。



今年のチームは、優勝が狙えるチームであった分、二回戦で敗退してしまうことはとても悔しいですが、この結果を今後の糧とし、男子の日本一や早慶戦優勝に向けて、気持ちを切り替え、部員一丸となって稽古していきたいと思います。

皆さん、これからも応援よろしくお願いします!


スポーツフェスタ

こんにちは!今回は法学部1年真野が担当させていただきます。

9月16日に東伏見キャンパスでスポーツフェスタが開催されました。

午前中は雨が降っていましたが、たくさんの方々が来場してくれました。ご来場ありがとうございました。


お昼過ぎから行われた40分間の剣道教室には多くのこどもたちと親御さんに参加していただき、活気あふれる盛大なイベントとなりました。

こどもたちは非常に元気がよく、大きな声で挨拶や返事をし、ルール約束事を守っていただいた為、けがなく無事に終わらせることができました。

まずお手本をみてから、実際に竹刀を持って打突していきました。

思いっきり力強く打つ子もいれば、優しくそっと打つ子もいてさまざまでした。

初めて竹刀を握る子供たちの目は輝きに満ち溢れ、剣道を楽しく学んでもらえたと思います。


子供たちの真剣に剣道に取り組む姿を近くでみていると、私たちも剣道を習い始めた小さいころを思い出し、初心にかえることができました。

このようなふれあいの場を設けることで、忘れていた大切な何かに気づかされることがあります。

最後は2組同時に立ち合いを披露してもらいました。

力強い打突や素早い足さばきをみた子供たちは、歓喜の声をあげ、大きな声援が体育館中に響き渡りました。

新しくできた繋がりを大切にし、昔からの繋がりをさらに太くしていく、こうして早稲田のスポーツによる輪が私たち各部実行委員をはじめ、部活生によって作り上げています。


地域の皆さんの笑顔と応援を支えにして、早稲田大学、そして剣道部、感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきます。

最初は2年の斎藤智英さんの号令で体操が始まり、その後、面打ち、籠手打ち、胴打ちの基本打ちを行いました。

普段は接することのない子どもたちや地域の住民方とこうして早稲田、スポーツ、そして剣道を通じて繋がることができました。

今回のイベントを経て、地域の方々との触れ合いができたことはわれわれ部員にとっても非常にいい経験になったと思います。

また、彼らにも剣道の魅力を伝えることができたと思います。

今後とも早大剣道部の応援をよろしくお願いいたします。それでは次回の更新もお楽しみに!


2019年9月30日月曜日

第68回関東学生剣道優勝大会


こんにちは!

今回の記事は法学部1年の鈴木が担当させていただきます!



先日915()に川崎市とどろきアリーナにて第68回関東学生剣道優勝大会が開催されました。

本学剣道部からは4年秋山・中嶋・岡田、三年藤田・吉村、二年鈴木・野中・藤本、一年大串の9名が出場しました。


本大会は全日本剣道優勝大会出場につながる重要な試合となっています。昨年、本学はシード権を失っているため一回戦からの出場となりました。



一回戦目は横浜国立大との対戦でした。

先鋒の大串が面を先取される展開となりましたが、その後すぐに面を取り返して引き分けで次鋒に繋ぎます。

次鋒の藤本は常に有利な形で試合を展開し、引き分けで五将に繋ぎます。五将鈴木は攻めの剣道で面を二本連取し、チームを勢いづけ、中堅岡田はチームの流れを止めることなく堅実に引き分けに持ち込みます。

三将中嶋は面と突きで勝利に王手をかけ、続く副将藤田は落ち着いて小手を二本連取して早大の勝利を決めました。大将秋山も危なげなく引き分け、一回戦を突破しました。

攻める藤田

続く二回戦の相手は横浜商科大学。

先鋒大串が面を取って試合の流れを引き寄せると、次鋒の藤本が流れを止めないまま引き分けます。五将鈴木が面の一本勝ちで、流れを決定づけます。

中堅の岡田と三将中嶋はこの流れを維持したまま試合を展開して引き分けに持ち込みます。副将藤田は相手に攻める隙を与えず、面の一本勝ちで早大の勝利を決めました。

大将秋山は面による二本勝ち、チームの士気を高める勝利でした。



三回戦は大東大と対戦しました。

先鋒大串の面による二本勝ちで勢いに乗ります。続く次鋒の藤本も小手による一本勝ち、早大優勢という流れを作ります。

五将鈴木は面を先取され、取り返すことができずに一本負け。中堅岡田は一勝のリードを維持する引き分けで後ろに繋ぎます。

三将中嶋は突きを先取し、そのまま逃げ切ります。副将藤田は落ち着いた試合運びで引き分けに持ち込み、早大の勝利が決定しました。

大将秋山も気を抜かずに引き分け、4回戦に進出します。

突きを決める中嶋

回戦は宿敵である慶應義塾大学との対戦となりました。

応援にも気合が入る中、先鋒の大串が面を引き出したところに小手を決め、流れを掴んで逃げ切ります。次鋒藤本は1歩も引かない気迫溢れる剣道で攻め続け、面を奪って五将に繋ぎます。

早大リードの中、五将鈴木は相手の面に対し小手を打ちますが、紙一重で相手に旗が上がります。この後、一本を返すことができずに一本負けで中堅に繋ぎます。

中堅岡田は序盤に小手を先取しますが、直後に返し胴を取られて引き分けで三将に繋ぎます。

三将中嶋は相手にペースを掴ませず一本リードを守りきります。副将藤田も落ち着いた試合展開で相手に攻め切らせず、早稲田が一本勝ち一つ分リードで大将秋山に繋ぎます。

しかし始めの合図直後に面を飛び込まれて秋山が面を奪われてしまいます。その後お互いにお互い一歩も引かずに攻め合いますが、一本がないまま勝負は代表戦にもつれ込みました。 




緊張感漂う選手席

膠着した代表戦が動いたのは開始18分、慶應大大将の伊藤選手が一瞬の隙をついて引き胴を打つとこれに旗が三本上がり、早稲田は代表戦に敗北。

これにより早稲田の敗退が決定しました。

攻め合う秋山





今大会は四回戦での敗退という結果になり、目標である関東一になることはできず課題も残りました。

今大会での反省を活かして「全日優勝」、「早慶戦優勝」を目標に部で一丸となって稽古に励んでいきます。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いします!


それでは次回の更新をお楽しみに!