2018年12月10日月曜日

第19回関東女子学生剣道新人戦大会

皆さんこんにちは!

今回の記事は商学部1年長谷川真希が担当させていただきます。




 先日12月1日(土)、東京武道館において第19回関東女子学生剣道新人戦大会が開催され、本学剣道部からは2年和田・高橋・大坂・丸山、1年浅野・鈴木・二神が出場しました。

昨年は3回戦敗退と悔しい思いをしており、今年は好成績を収めるべく部員全員で今大会に臨みました。




1回戦をシードで勝ち上がり、2回戦の相手は東京農業大学。

先鋒高橋は果敢に仕掛けてメンを先取したものの引きメンを取られ、引き分け。

次鋒大坂、中堅二神も1本を取り切れず引き分けで副将の和田に繋ぎます。

ここで何とか1本が欲しい早大、和田が得意技のメンを決め、リードで大将浅野に回しました。

僅差で勝っている状況の中、守りに入らず取りに行く姿勢を崩さなかった浅野はドウ、メンを決め、早大は3回戦に駒を進めます。



3回戦は東京家政大学と対戦しました。

先ほど引き分けに終わった先鋒高橋が試合序盤にメンを決め、今度はリードで次に回します。

次鋒大坂、中堅二神、副将和田、大将浅野は粘り強い試合運びで相手に1本も取らせません。結果、高橋の1本が4回戦進出を決めました。



      
果敢に攻める大将浅野





ベスト8入りを懸け、迎えた4回戦の相手は強敵、立教大学。

先鋒高橋は早い段階で相手に引きメンを許します。

直後にメンを奪い返しましたが、最後は相手の勢いに押されてメンを取られ負けてしまいます。

次鋒は大坂から鈴木に代わり、鈴木はメンを先取。

流れを変えるポイントになるかと期待されましたが、終盤でメンを決められてしまいます。

続く中堅二神、副将和田も懸命に技を繰り出しますが、相手はなかなか隙を与えてくれません。

大将浅野が最低でも1本勝ちすれば代表戦に持ち込めるという局面でしたが、先に相手にメンを取られてしまいます。

代表戦に持ち込むには2本取らなければならない苦しい状況。残り時間が少ない中、浅野は諦めずに次々と仕掛け、終了間際にメンを決めます。

しかし、あと1本、の願いも空しく試合終了のブザーが鳴り、早大の敗退が決まりました。


 メンを決める先鋒高橋  






 今回の大会は、新体制下で練習メニューが変わってから初めての女子公式戦でしたが、その成果は選手らの前に攻めていく姿勢に現れていたのではないかと思います

。残念ながらベスト8入りは果たせませんでしたが、この悔しさをバネに来年に向けてさらに練習を重ねていきます!




 本大会で、本学剣道部の平成30年度のシーズンが終了しました。

これより2月まで3か月間のオフ期間に入り、1月には寒稽古、3月には遠征が控えています。

今シーズンは悔しい結果が重なり、多くの課題が見つかりました。

各自で自分の課題を見つめ直し、新体制の下部員全員で日本一、早慶戦勝利を目指していきます。

今後とも応援のほどよろしくお願いします!





2018年12月9日日曜日

第64回関東学生剣道新人戦大会


こんにちは!


今回の記事は商学部1年の長谷川啓斗が担当させていただきます。





先日11月25日(日)に東京武道館において第64回関東学生剣道新人戦大会が行われました。


この大会は1・2年生にのみ出場資格が与えられる大会です。本学は関東一という目標を胸に試合に臨みました。


本学はシードのため2回戦からの登場となり、緒戦の相手は駿河台大学でした。先鋒奥村が二本先取し勝利をおさめ、チームはそのまま流れに乗り4-0で勝ち進みます。

続く3回戦の相手は千葉大学です。千葉大学の予想を上回る奮戦に先鋒戦を負けでつないでしまいましたが、残ったメンバーが地力の差を見せつけ圧勝しました。



気迫溢れる奥村

4回戦の相手は昨年度優勝校国士館大学。

高校時代から全国トップクラスの実力を持つ選手が多数所属している超強豪校に本学は挑みます。
先鋒戦は引き分けに終わり、続く次鋒戦では2年福田が相手選手の激しい攻めに押され二本負けを喫してしまいます。

しかし、五将戦。1年の藤本が奮起します。持ち前の高身長から繰り出される多彩な技で相手を翻弄し二本勝ちを収めます。

その後は取って取られてのシーソーゲーム。両校一歩も譲らない白熱した攻防が続き、勝負は代表戦に持ち込まれました。

早稲田の代表は大将藤田。国士館の代表はこちらも大将の落合。両者一歩も譲らない激戦に、本学の応援も熱がこもります。試合開始から10分が経過した時でした。大将藤田が会心の飛び込み面を決め、昨年度覇者に勝利しました!



攻める藤本


面を決める藤田

準々決勝の相手は筑波大学。

筑波大学も強豪校出身のスター選手が集う本大会優勝候補の一角です。

スコアが動いたのは五将戦。この試合から登場した小島が面を取られ一本負けを喫してしまいます。続く中堅戦も負けてしまい、筑波大学に流れが傾きます。

しかし、三将吉村が試合中盤に面を決め流れを取り戻します。続く副将戦は引き分け。勝負は大将藤田に託されます。

藤田は筑波大学の大将星子選手を相手に怒涛の攻撃を仕掛けていきます。しかしながら、力及ばず二本負け。

本学は準々決勝で敗退しベスト8で終わりました。





今回の大会は目標である関東一になることはできず課題も残りましたが、強豪校と対等に戦い抜き自信と手応えを得ることができました。

部員一同これからも関東・日本一を目指して精進していく所存です。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いいたします!

2018年11月26日月曜日

第83回早慶対抗剣道試合



83回早慶対抗剣道試合
皆さんこんにちは。今回の記事は社会科学部1年鈴木涼也が担当させていただきます。
 
先日、108日(月)中央区立総合スポーツセンターにて伝統の一戦である、早慶戦が行われました。早慶戦は全日本と並び、今年優勝を目的としてきた大会です。会場には剣道部員以外にも保護者、また選手の友人たちなど多くの人が応援に来てくださいました。

緊迫感の走る選手入場


緊張感が漂う中、開会式が始まりました。両校応援部による気迫のこもったエール交換が行われ、総勢50名の両校選手の紹介が終わり、ついに試合の幕が上がりました。

早稲田の先鋒野中(1年)は、前に前にと強気の攻めをかけ続け慶應の先鋒貝原にコテを決め、大事な緒戦を勝利で飾ります。


見事な小手を決める先鋒 野中


しかし、次鋒の奥村が敗北を喫し早稲田はそのまま勢いに押される形で3連敗してしまい、慶應に流れを持っていかれてしまいます。しかし十六将の岡田(3年)が見事勝利することで慶應の勢いを食い止め、その後十四将の立川(4年)が負け 、再び慶應に流れを持っていかれそうになりますが十五将の和田(3年)が得意の返しドウで一本勝ちをし再び早稲田は勢いを取り戻します。その後、両校とも一歩も譲らぬまま慶應ややリードの状態で試合は展開していく中で九将の吉村(2年)が慶應の正メンバーでもある横溝と20分以上にも渡る激闘の末、執念のメンを決めます。続く八将岩部(4年)も見事な出ばなメンを決め、早稲田の勝利はあと一歩かと思われましたが、慶應も底力を見せ勝負は慶応リードで大将戦へともつれ込みます。劣勢の状況にも関わらず怒涛の攻めを繰り広げる大将安井(4年)の試合に選手と部員、そして観客席からの声援もこの日一番の盛り上がりを見せる中、勝負はついに延長に突入します。一進一退の攻防戦を見せ両者が拮抗する中、安井が飛び込みゴテを決め大将戦に勝利。今大会は引き分けという結果におわりました。
果敢に攻める安井


 
早慶戦は両校のプライドとプライドをかけた戦いであり、どちらも実力以上の力を出し切る試合の連続で、毎年どちらが勝ってもおかしくない接戦を繰り広げています。そんな中で来年こそは勝利できるよう、部員一丸となってより一層気を引き締めて稽古に臨む所存です。また、この早慶戦をもって4年生の先輩方は引退となります。常に私たち後輩を引っ張ってくれた先輩方が引退するのは少し寂しく感じますが、これからは秋山新主将をはじめとする新体制の下、部員一同精進してまいりますので、これからも早大剣道部の応援をよろしくお願いします。

2018年11月19日月曜日

第36回早慶対抗女子剣道試合

 こんにちは!今回の記事は基幹理工学部一年藤原が担当させていただきます。


先日924日(月)、早稲田大学剣道場にて、第36回早慶対抗女子剣道試合が行われました。この大会は全日本出場を逃した悔しさを胸に女子部員全員で臨んだ4年生と共に戦う最後の試合でした。

決戦前夜、1年生から4年生まで全女子部員がそれぞれの想いを伝えあい、早慶戦勝利への士気を高めあいました。




女子部員全員の思いを一つにして臨んだ決戦当日、流れを決める先鋒戦は早大2年和田対慶大2年髙橋の対決。両者立ち上がりから積極的に技を仕掛け、早大和田が先にメンを決めます。しかし、その後髙橋の勢いに押されメンを2本決められ、慶大に1勝を与えてしまいます。



続く次鋒戦は早大1年二神対慶大2年川村の対決。なんとか流れを取り戻したい二神ですが、両者とも一歩も譲らず延長戦へともつれ込みます。最後は川村の一瞬の隙を見逃さず、二神が引きドウを決め、早大に貴重な1勝をもたらしました。


同率の状態で迎えた五将戦は早大4年沖田対慶大2年早津の対決。なんとか流れを引き込みたい沖田は、立ち上がりに相手のコテを鮮やかに返しメンを決め、そのまま1本勝ち。早大にリードをもたらしました。




早大リードで迎えた中堅戦は早大3年品川対慶大3年馬場の対決。流れを繋げたい品川ですが、積極的に技を仕掛ける中、手元を上げさせられたところの引きドウを馬場に決められてしまい、慶大に1勝を与えてしまいます。



同率で迎えた三将戦は早大4年山下対慶大4年佐々木の対決。早大勝利へ向けて強い気持ち



を見せた山下ですが、なかなか勝敗がつかず延長戦へもつれ込みます。しかし、持ち前の粘り強さで佐々木の居ついたところの引きメンを決め、副将、大将に繋ぎます。



早大リードで迎えた副将戦は、早大3年太田対慶大4年佐藤の対決。負けると後がなくなる佐藤に対し、冷静に応じる太田は相手を自分のペースに引き込み引きメン、その後ドウを決め2本勝ち。早大を優勝に導きました。



大将戦は、早大4年小西対慶大4年安井の主将同士の対決。序盤から果敢に攻め合う中、互いに一歩引いた後思い切った合いメンにとびましたが、安井に旗が上がってしまい、1本とられて試合が終わってしまいました。






しかし、4-3というスコアで早稲田大学は早慶戦優勝を決め、15連覇を成し遂げました。そしてこの早慶戦をもって引退となる4年生に有終の美を飾ることが出来ました。今まで引っ張ってきてくださった4年生の方々が引退されるのはとても寂しいものですが、これからは新体制で「全日優勝」、「早慶戦優勝」を目標に稽古に励んでいきます!

これからも応援のほどよろしくお願い致します。
それでは次回の更新をお楽しみに!


2018年11月15日木曜日

第67回関東学生剣道優勝大会

こんにちは!
今回の記事はスポーツ科学部1年の藤本が担当させていただきます
 先日、9月9日(日)、日本武道館において第67回関東学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は全日本学生剣道優勝大会の出場をかけたとても重要な試合となっています。
早稲田大学は学生日本一を目標に掲げ、日々練習をしています。今大会ではその成果が試されることとなります。


 早大は1回戦をシードで勝ち上がり、2回戦で流通経済大学と対戦しました。
先鋒の丸田は一本を果敢に狙い、攻めの剣道を続けました。結果は引き分けとなりましたが、チームに勢いをつける試合展開でした。次鋒の鈴木は常に優位に立ち試合を繰り広げました。結果は引き分けとなり五将へ繋ぎます。五将の吉村は相手が打ってくるところを華麗にさばき、一本へは届きませんでしたが攻めの剣道を見せ中堅へ繋ぎます。中堅の中嶋は得意の面で相手を攻め引き分けで後ろへ繋ぎます。三将の藤田は常に一本を狙い、攻め続けます。しかし、一瞬の隙を突かれ相手にメンを打たれてしまいます。その後も一本を取り返すため、怒涛の攻めを見せますが、一本にはあと一歩届かず一本負けで副将に繋ぎます。副将の秋山は、一本を取り返すために激しい攻めを見せ続け、相手を圧倒します。一本になりそうな惜しい打ちを何度も繰り出しますが、旗は上がらず流通経済大学の一本リードは変わりません。

そして勝負は大将安井に託されました。



試合開始と同時にお互い激しい打ち合いを繰り広げます。一本のリードを守り切ろうとする中根選手に果敢に切り込んでいく大将安井。互いに一歩も譲らない白熱した試合に、両チーム応援にも熱が入ります。安井は何度も惜しい技を繰り出しますが中根選手に一瞬のスキを突かれ試合終了間際にメンを取られてしまいます。その後も最後まで気持ちを切らさず激しい攻めを見せ続けますが、一本を取り返すことが出来ず、早稲田は惜しくも二回戦で敗退が決定しました。

今年のチームは個々の力は十分にあり、優勝する実力はありました。しかし、二回戦で姿を消す結果となってしまい、目標である学生日本一を果たすことは出来ませんでした。この悔しさをバネに今後より一層稽古に励み、早慶戦で必ず優勝できるように部員全員で努力していこうと思います。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いします!





2018年11月11日日曜日

第42回関東女子学生剣道優勝大会

第42回関東女子学生剣道優勝大会




こんにちは!
今回の記事はスポーツ科学部1年の野中が担当させていただきます。
 先日、9月3日(土)、東京武道館において第42回関東女子学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は、全日本女子学生剣道優勝大会出場の切符をかける重要な大会です。
各校が悲願である全国制覇をかけ、今までの稽古の成果や、気合いと気合いをぶつけ合うとても白熱した試合が展開されます。

 早大は1回戦で高崎健康福祉大学と対戦しました。
先鋒の山下は積極的な試合を展開し、面を先取しその後も攻めつずけもう一本面を決め二本勝ちをし、チームを勢いづけます。次鋒の沖田はチームの流れを止めることなく冷静に試合を進め、引き分けで次に繋ぎます。中堅の二神は、一年生らしく思い切りの良い試合を展開し面二本を取得し、早稲田大学の勝利に大手をかけます。副将の太田は、相手選手の怒涛の攻めを華麗に捌き、引き分けに持ち込み早稲田大学の勝利を決めます。大将の小西は敗れるも思い切りの良いのびのびとした試合を展開しました。


 続く二回戦では駒澤大学と対戦しました。駒澤大学は昨年早稲田大学を破った強敵であり、選手だけでなく応援席にも気合いが入ります。先鋒の山下は果敢に攻めるも引き分け、続く沖田、二神も積極的な試合を展開するが惜しくも引き分けてしまいます。副将の太田は流れを変えるために攻め続けますが一本を取られてしまいます。大将の小西も一本を取り返しに行きますが、一本を取られてしまい返すことができず、惜しくも二回戦敗退が決定しました。



 今年のチームは個々が十分に優勝する実力つけており、去年の雪辱を晴らすべく挑んだ今大会でしたが、駒澤大学に惜敗する結果となりました。目標であった全国制覇を果たすことができなかった悔しさは大きいですが、今回の悔しさと経験を糧に稽古を積み、早慶戦に勝利し、完全燃焼できるように部員一丸となって頑張りたいと思います。皆さん、これからも応援よろしくお願いします。

2018年11月10日土曜日

夏合宿!!

2018年11月3日土曜日

夏合宿!!


こんにちは!
今回のブログは先進理工学部1年の佐々木が担当させていただきます。

今回は8月10日~8月17日に行われた夏合宿について書かせていただきます!

剣道部の夏合宿は群馬県利根郡片品村で行われました。そこは、群馬県の山奥で壮大な自然が広がっています。今年は天気が悪く気温が低かったため剣道をするにはちょうどいい環境でした。

合宿初日、バスに乗り合宿所に到着するまでに私たちを待ち受けていたのは一発芸という試練でした。剣道部の伝統であることを知り、覚悟を決めるとともに、これからの1週間に不安を感じました。


途中で昼食をとり、合宿所に到着するといよいよ合宿本番です。しかし稽古が始まる前に私たち1年生には早速仕事がありました。班員のドリンクづくり、道着や袴の洗濯などの仕事です。毎回の稽古の前後に仕事があるため、大変ではありましたが、先輩方から「お疲れ!」「ありがとう!」などの労いの言葉をかけてくださったりしていただいたおかげで、最後まで頑張ることができました。


ここからは稽古について書きたいと思います。

朝練では日本剣道形、木刀による基本稽古法に加えて、小野派一刀流というものを栗原師範に教えていただきました。小野派一刀流には”切り落とし”をはじめとした数々の日本剣道形とは異なる礼法がありとても新鮮なものでした。
午前練では追い込み、技の練習、かかり稽古など普段と同じ稽古内容ではありましたが、合宿所の体育館は大学の道場よりも広く、体力的にきつい場面もありましたが、全員で声を掛け合って乗り切ることができました。

午前練では関東学生団体の選手を決めるための選考試合を行いました。”選手の座を取る”という緊張した雰囲気でした。審判をつけてこれほど多くの試合をするのは大学生には多くはないことなので、選手になれた人もなれなかった人も、自分の課題を見つけるいい機会になったと思います。

最終日の稽古の最後には千本早素振りがありました。1人10本ずつ数えていき千本振るのですが、半分の500本に達する前に意識が無になりましたが、千本振り終えた後の達成感は何とも言えませんでした。
千本早素振りの後は全員で輪になり早稲田の校歌を歌い、合宿での稽古は終了しました。


稽古後の納会では、全員でBBQを楽しみました。そして、今年は3年の長瀬さんがヤッピー賞に輝きました。ヤッピー賞とは合宿期間中に最も一発芸で輝いていた人に贈られる賞です。とても完成度の高い一発芸で、だれもが認める受賞でした。私もそんな一発芸が作れるようになりたいなと思いました。

一週間に及ぶ合宿を終え、まず早大剣道部に入部して本当に良かったと思いました。稽古も仕事も普段より大変でしたが、チーム一丸となって乗り越えられたことで普段の生活では経験できないような一体感が生まれたり、信頼関係を築くことができたと思います。この合宿を通過点として各々得た課題に取り組み、部員全員で、日本一を目指して稽古に励んでいきます!皆さんと今後とも応援よろしくお願いします!

では、次回の更新をお楽しみに!!

2018年9月7日金曜日

第66回全日本学生剣道選手権大会、第65回全日本学生剣道東西対抗試合

こんにちは!
今回の記事は法学部1年佐野が担当させていただきます。
先日、7月8日に日本武道館に於いて第66回全日本学生剣道選手権大会並びに第65回全日本学生剣道東西対抗試合が行われました。

この大会は全国各地からの厳しい予選を勝ち抜いた選手たちが日本一を決めるべく戦う場です。本学からは関東予選を勝ち抜いた4年安井、馬場の計2名が出場しました。

馬場の初戦の相手は東北大の平野選手。慎重な試合運びで両者有効打突のないまま延長戦に突入します。しかし、一瞬の隙を突かれメンを決められてしまい、馬場は1回戦で敗退となりました。


                                                  試合に臨む馬場

関東3位の安井はシードのため2回戦からの出場。上段に構える鹿体大の黒木選手に対して、緊迫した雰囲気の中,見事小手を決めて勝利。続く3回戦ではまたも上段に構える近畿大の坂井選手と対決。延長戦にまでもつれましたが最後はメンを決められてしまい3回戦で無念の敗退となってしまいました。

また個人戦終了後、東軍西軍に分かれ各20人が延長なしの勝ち抜き形式で戦う全日本学生剣道東西対抗試合が行われました。本学からは安井が東軍7将として試合に臨みます。東西両軍が激闘を繰り広げながら試合は後半戦に突入し、東軍劣勢の状態で安井に回ってきました。安井は東軍の選手を立て続けに打ち破った橋本選手(天理)と対戦し激闘の末引き分け。西軍の勢いを抑えなんとか後ろに繋ぎました。その後東軍は西軍と一進一退の攻防を繰り広げるも、最後は西軍の川上選手(関大)が東軍大将矢野選手(国士館)を打ち破り、試合は西軍の勝利に終わりました。
             気合溢れる安井

 今回の大会は本学としても課題の残る結果になってしまいましたが、団体戦での日本一を目指しより一層の稽古に励んで行きますので、これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いいたします!

2018年9月5日水曜日

早慶合同稽古

こんにちは。今回のブログはスポーツ科学部1年の
斎藤が担当させていただきます!
今回は6月23日に開催された、早慶合同稽古につい
てです。
早慶合同稽古とは、毎年この時期に行われる、
お互いの大学が互いに高め合って技術の向上を目
指す、両校にとってたいへん重要な稽古です。
今年は慶應義塾大学の道場にて開催されました。

まずは慶應義塾大学の準備体操、ならびに素振り
から始まり、その後本学が準備体操と素振りを
行い、両学共に活気付いていました。
そして黙想を行い、面をつけて30分程度の地稽古
が始まります。




両校ともに日々の稽古で積み上げてきた成果を遺
憾無く発揮し、とても充実した稽古であったと
思います。

私達1年生は初の早慶合同稽古への参加となりまし
たが、この稽古がとても大切で充実した素晴らし
いものであると感じました。
本学の早慶戦優勝のために部員一同今後も精進
していく所存です。

それでは、次回の更新をお楽しみに!



2018年7月4日水曜日

第50回関東女子学生剣道選手権大会

こんにちは。
今回の記事は商学部1年の長谷川が担当させていただきます!

先日5月19日(土)に東京武道館に於いて第50関東女子学生剣道選手権大会が開催されました。本学剣道部からは、4年小西・山下・沖田・横幕、3年阿住・石田・太田・品川・中澤、1年二神の10名が出場しました!

大会出場者517名のうち全日本女子学生剣道選手権大会への出場権を獲得できるのはたったの28名という狭き門ですが、代表選手10名全員が全日本出場、その先の表彰台を目指して試合に臨みました。

しかし、昨年度ベスト8の太田がまさかの初戦敗退。また、2回戦で横幕、山下、阿住、石田が、3回戦で女子主将の小西が敗退。全日本まであと一歩という4回戦では、昨年度ベスト16の沖田が、そして1年生ながら選手に抜擢されたルーキー二神が敗退と本学にとっても苦しい展開となり、力があるにも関わらず勝ち上がることができないという個人戦の難しさを実感しました。

このような展開の中最初に全日本出場権を獲得したのは中澤でした。強豪筑波大学の選手に対し、延長戦の末、メンを決め、ベスト16という成績を残しました。

気迫あふれる中澤

その後、品川が5回戦で敗退してしまい、全日本への出場権をかけて敗者復活戦に回ります。しかし、気持ちが途切れてしまったのか痛恨の2本負け。最後の枠を掛けて敗者復活戦2回目へ。先ほどとは打って変わり、良いペースで試合が進み早稲田の応援にも熱がこもります。その結果延長戦の末メンで勝利し、全日本出場を決めました!

                                                                    攻める品川

本学剣道部から出場した選手は全員最後まであきらめず、早稲田の代表として戦いました。結果、中澤・品川、以上2名が全日本出場権を獲得しました!


部員一同これからも日本一を目指して精進していく所存です。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いいたします!


2018年6月8日金曜日

第64回関東学生剣道選手権大会

こんにちは。
今回の記事は教育学部1年の大越が担当させていただきます!
先日5月13日(日)に日本武道館に於いて、第64回関東学生剣道選手権大会が開催されました!

本学からは、4年安井、松葉、馬場、3年秋山、中嶋、平井の6名が出場しました。

本大会では松葉、秋山、中嶋、平井の4人が初戦で敗退。早稲田陣営に悪い流れが漂い始めます。しかし、安井、馬場が奮起し、強豪選手との死闘を制し、見事全日本大会の出場権を獲得しました!

初出場となる馬場は、プレッシャーをもろともせず、安定した戦いぶりで3回戦までを勝ち進みました。勝てば全日本出場が決まる4回戦、相手は学習院大の重黒木選手。関東でも屈指の実力者である重黒木選手を相手に、馬場は臆することなく果敢に攻めますが、延長戦で小手をとられ敗退してしまいます。しかし馬場の集中力が途切れることはありませんでした。気持ちを切り替えて臨んだ敗者復活戦一戦目。馬場は二本勝ちを収め、見事全日本大会への出場を決めました!


攻める馬場

前大会で全日本大会出場を経験している安井は、順当に勝ち進みますが、4回戦で大きな山場を迎えます。相手は筑波大学の初田選手。安井は試合中盤で鋭い攻めから初田選手の手元が上がったところを小手で一本を奪取します。その後の初田選手の猛追を冷静にさばききり、見事一本勝ちを収め全日本出場を決めました!


小手を決める安井

その後も安井の勢いは止まりません。5回戦では流通経済大学の冨樫選手を突き、6回戦では國士館大学の村田選手を小手で破ります。準々決勝では国際武道大学の岩切選手を長い延長戦の末に小手で下し、準決勝までコマを進めました。

準決勝の相手は中央大学の丸山選手。安井は試合開始から積極的に前に出ます。しかし丸山選手の構えも崩れません。開始からまもなく丸山選手の突きが決まります。1本を取り返しに行った安井でしたが、丸山選手の守りも堅く、面を決められ敗退しました。


準決勝 安井対丸山

結果、安井が本学としては7年ぶりの入賞を果たし、馬場とともに7月8日(日)に行われる全日本学生剣道選手権大会に出場します!

表彰を受ける安井

7月の全日本学生選手権大会、そして9月に行われる関東学生剣道優勝大会に向けて、本大会で得られた反省、経験を活かしつつ、部員一同全力でこれからの稽古に励んでまいりますので、今後とも応援の程よろしくお願いいたします。

それでは次回の更新をお楽しみに!

関西遠征

こんにちは。今回のブログは3年町田が担当させていただきます。
今回は3/8から3/11に行われました関西遠征についてです。

今年は兵庫・大阪で武者修行を行いました。

1日目
朝早くから東京駅に集まり、兵庫へ向けて出発。この日は王子スポーツセンターにて、兵庫県警との合同稽古をさせていただきました。

稽古では警察官の方々と実践形式の試合練習や打ち込み稽古を行いました。警察の方の強い攻めや鋭い打ちを実際に肌で感じ、一流の剣道に触れられて部員一同大変貴重な経験をさせていただけました。

2日目
2日目は近畿大学で行われる近大錬成会に参加しました。日頃の稽古ではなかなか経験できない試合練習をたくさんすることができ、各自自分の課題を再発見するきっかけになりました。

3日目
3日目は実業団や大阪府警・近大錬成会と三組に別れて稽古にお邪魔しました。実業団・大阪府警では第一線で活躍している方々と剣を交えることで自身の成長やまだ足りない点などを実感することができました。

また、夜には関西稲門の先輩方をお招きし納会を行いました。各班が遠征中にしたためた一発芸を披露した後、剣道部一丸となって校歌を歌い上げ、幕を閉じました。

4日目
遠征の疲れも引きずりつつ、行きの新幹線とは違った達成感に満ちた表情で帰京します。
今回の遠征を通じて、一人一人が自分の成長や課題を見つけ、また部としての結束も高まった、大変有意義な遠征でした。
この経験を今後の稽古にも生かしていきたいと思います。

次回の更新もお楽しみに!

2018年3月7日水曜日

オフの過ごし方


皆さんこんにちは。今回のブログは法学部1年丸山が担当させて頂きます。
私たちは1月の寒稽古を終え、2月末までの長期オフに入りました。というわけでオフの過ごし方の一例を紹介します!


 私は、214日~222日の間に行われましたバレンシア大学剣道部との交流に参加するためにスペインに行きました。この交流は毎年行われており、OBの嶽下先輩と矢野先輩の引率の元、今年は2年秋山、岡田、加藤、中嶋、玉田、1年丸山が参加させて頂きました。

215日~219日の間、私たちはバレンシア大学の剣道部員の方のお家にホームステイをさせていただき、午前は矢野先輩の指導のもと稽古をしました。また、日本剣道形の稽古も行い、海外の方達と剣を交えるという非常に貴重な経験をさせていただきました。



  稽古以外では、スペイン料理のパエリアを食べたり、バレンシアの観光スポットを案内していただき楽しい時間を過ごすことができました。バレンシア大学の方々は、剣道以外にも日本の文化や習慣などに興味を持っており、お話がとても盛り上がりました。



バレンシア大学の方々はみな親切でお別れはとても悲しかったですが、私たちは220日からバルセロナへ向かいました。バルセロナではサクラダファミリアを代表とする、街中至る所にある世界遺産を観光しました。日本にはない街並みはとても素敵で、またスペインを訪れたいなと思いました。


 他には、免許合宿に参加した部員もいれば、スキーやスノボに行った部員もいました。また、剣道部には地方から上京してきている部員も多く、実家に帰省していた部員もいました。他にも、自主練に励んだ部員、バイトに励んだ部員とそれぞれオフを満喫していました!


 オフも明け、稽古が始まった今、日本一、早慶戦勝利に向けて部員一丸となり取り組んでいきます。今後とも応援のほど宜しくお願い致します!


 それでは次回の更新をお楽しみに!

2018年1月18日木曜日

第35回早慶対抗女子剣道試合

はじめまして。今回の記事は、1年高橋が担当させていただきます。


先日、10月15日(日)第35回早慶女子対抗剣道試合が早稲田大学剣道場で行われました。悔し涙で終わった関東女子学生優勝大会から早1ヵ月、この大会は4年生にとって最後の試合で、選手だけでなく女子部員全員が川崎茜主将を筆頭に早慶戦勝利のために一生懸命稽古に励んできました。
決戦前夜、女子部員それぞれの思いを伝えあい早慶戦勝利への士気を高める中で、私たちは勝利への強い気持ちを表明し、4年生とこれまでの感謝と明日の勝利を誓いました。

女子部員全員で思いを一つに臨んだ大会当日、流れを決める先鋒戦は早大4年杉村選手と慶大4年神戸選手の対決。積極的に技を仕掛ける杉村選手は相手の射ついたところを見逃さず、力強い面を決め一本勝ち、早稲田に貴重な一勝目をもたらしまいた。

続く次鋒戦、早大2年品川選手と慶大1年川村選手の対決。なんとか流れを変えようと先攻めをしてくる川村選手に対して、相手のペースになりなかなか力が出し切れない品川選手の試合は、延長戦にもつれこみます。相手の攻めに対し、とっさに面にでてしまった品川選手は川村選手にコテを決められ慶大に一本を与えてしまいました。

同率の状態で迎えた五将戦、早大3年山下選手対慶大3年安井選手の対決。何とか流れをつくりたい山下選手。しかし慶大の勢いはすごく、長い延長の末、山下選手の手元が上がったところ、慶大安井選手にコテを決められ、慶大にまたもや一勝を与えてしまいました。

慶大の流れで迎えた中堅戦、早大2年太田選手対慶大4年小林選手の対決。早稲田の勝利に向けて強い気持ちを見せた太田選手は慶大の流れを止めるような勢いのある試合を展開し、ドウとメンを決め、早稲田の流れをつくりました。

続く三将戦、早大3年小西選手対慶大1年髙橋選手の対決。なんとか勝ちたい慶大髙橋選手の攻めに対し、冷静な試合を展開しドウとメンを決め、副将、大将に良い流れを繋げました。

副将戦、早大4年河村選手対慶大2年馬場選手の対決。負けると後がなくなる慶大馬場選手に対し、冷静に応じる河村選手は、早稲田の勝利に勢いをつけるコテを決めて早稲田の優勝を決めました。

大将戦、早大4年川﨑選手対慶大4年福沢選手の対決。ここで川崎選手は集大成としての力強い試合を展開し、得意の飛び込みメンで大将戦を終えました。一歩も下がることなく、果敢に攻める川﨑選手の試合は私たちの目に焼き付きました。

早慶戦優勝という目標を果たし、部員一同歓喜しました。今回で早稲田は14連覇を成し遂げ、4年生は、学生生活に有終の美を飾ることができました。
また、この早慶戦をもって4年生の先輩方は引退となります。常に私たちの見本となり、後輩のことを一番に考えて下さった素晴らしい先輩方が引退するのは非常に寂しいものですが、これからは新体制として、部員一同「日本一」を目指して稽古に励みたいと思います。これからも応援のほど宜しくお願い致します。








第82回早慶対抗剣道試合

皆さんこんにちは。今回の記事は国際教養学部1年ラスムセーン・ルーカスが担当させていただきます。
 先日、10月9日(月)中央区立総合スポーツセンターにて伝統の一戦である、早慶戦が行われました。早慶戦は全日本と並び、今年優勝を目的としてきた大会の一つです。試合前から会場には保護者、また選手の友人たちなど多くの人が応援しに来られました。

 緊張感が漂う中、開会式が始まりました。両校の気迫のこもったエール交換が行われ、総勢50名の両校選手の紹介が終わり、試合の幕が上がりました。
実行委員長の大野(4年:早大学院)
 実行委員長の大野が、開会宣言を行いました。また、昨年の勝者である早稲田大学の優勝杯が返還されました。


開会式に並んでいる早稲田チーム
早稲田の次鋒土居(2年)は、自慢の持ち味であるコテの出鼻技で試合の流れを変え、2試合連続で勝ち抜きしました。これに続く17将吉村(1年)は、1試合目の延長戦にメンを決めて勝って、2試合目にドウを決めて一本勝ちで勝ちました。
メンを決める吉村(1年:東福岡)
その後、慶應に流れが行きかけるものの六将・丸田(3年)が3試合勝ちぬく活躍を見せ、早稲田に流れを戻します。最初の試合、相手の尾野にツキを決めて勝つと、長谷川を延長戦で、メンを決めて下しました。
 中堅の2年秋山も4試合を勝ち抜く活躍を見せ、その活躍により、早稲田が大きくリードしました。その後、両校の緊張が高まる中、4将の3年松葉が2試合を勝ち抜きました。
 大将の久田松が慶應のエース・伊藤(2年)を気迫のメンで下し、慶應の遠藤(4年)との大将戦に臨みました。最後の一戦では、選手だけでなく、試合を見守る部員や観客の緊張や声援が最高潮に達しました。久田松は得意のメンで果敢に攻め、一本のチャンスを作りましたが、惜しくも敗れてしまいました。

大将戦、久田松(4年:龍谷)
試合終了後、閉会式が行われ今年の優秀選手が表彰されました。今年の早稲田の優秀選手は、秋山(スポーツ科学部2年)、松葉(法学部3年)や丸田(法学部3年)とされました。

両校の優秀選手方
大会が終了後、皆とOBの先輩が全員道場に集まって、伝統の納会が行われました。今年は惜敗してしまいましたが、OBの先輩方から温かい励ましのお言葉や具体的なアドバイスをいただき、来年への勝利の糧としました。
  最後に、皆で気持ちを込めて校歌を歌い、来年こそ優勝できるように確かな目標、そして強い気持ちとともに全日程を終えました。早慶戦が終わると次は全日本学生剣道優勝大会があります。部員一丸となって悲願の全日本制覇を目指します。