2018年11月19日月曜日

第36回早慶対抗女子剣道試合

 こんにちは!今回の記事は基幹理工学部一年藤原が担当させていただきます。


先日924日(月)、早稲田大学剣道場にて、第36回早慶対抗女子剣道試合が行われました。この大会は全日本出場を逃した悔しさを胸に女子部員全員で臨んだ4年生と共に戦う最後の試合でした。

決戦前夜、1年生から4年生まで全女子部員がそれぞれの想いを伝えあい、早慶戦勝利への士気を高めあいました。




女子部員全員の思いを一つにして臨んだ決戦当日、流れを決める先鋒戦は早大2年和田対慶大2年髙橋の対決。両者立ち上がりから積極的に技を仕掛け、早大和田が先にメンを決めます。しかし、その後髙橋の勢いに押されメンを2本決められ、慶大に1勝を与えてしまいます。



続く次鋒戦は早大1年二神対慶大2年川村の対決。なんとか流れを取り戻したい二神ですが、両者とも一歩も譲らず延長戦へともつれ込みます。最後は川村の一瞬の隙を見逃さず、二神が引きドウを決め、早大に貴重な1勝をもたらしました。


同率の状態で迎えた五将戦は早大4年沖田対慶大2年早津の対決。なんとか流れを引き込みたい沖田は、立ち上がりに相手のコテを鮮やかに返しメンを決め、そのまま1本勝ち。早大にリードをもたらしました。




早大リードで迎えた中堅戦は早大3年品川対慶大3年馬場の対決。流れを繋げたい品川ですが、積極的に技を仕掛ける中、手元を上げさせられたところの引きドウを馬場に決められてしまい、慶大に1勝を与えてしまいます。



同率で迎えた三将戦は早大4年山下対慶大4年佐々木の対決。早大勝利へ向けて強い気持ち



を見せた山下ですが、なかなか勝敗がつかず延長戦へもつれ込みます。しかし、持ち前の粘り強さで佐々木の居ついたところの引きメンを決め、副将、大将に繋ぎます。



早大リードで迎えた副将戦は、早大3年太田対慶大4年佐藤の対決。負けると後がなくなる佐藤に対し、冷静に応じる太田は相手を自分のペースに引き込み引きメン、その後ドウを決め2本勝ち。早大を優勝に導きました。



大将戦は、早大4年小西対慶大4年安井の主将同士の対決。序盤から果敢に攻め合う中、互いに一歩引いた後思い切った合いメンにとびましたが、安井に旗が上がってしまい、1本とられて試合が終わってしまいました。






しかし、4-3というスコアで早稲田大学は早慶戦優勝を決め、15連覇を成し遂げました。そしてこの早慶戦をもって引退となる4年生に有終の美を飾ることが出来ました。今まで引っ張ってきてくださった4年生の方々が引退されるのはとても寂しいものですが、これからは新体制で「全日優勝」、「早慶戦優勝」を目標に稽古に励んでいきます!

これからも応援のほどよろしくお願い致します。
それでは次回の更新をお楽しみに!


0 件のコメント:

コメントを投稿