2019年9月30日月曜日

第68回関東学生剣道優勝大会


こんにちは!

今回の記事は法学部1年の鈴木が担当させていただきます!



先日915()に川崎市とどろきアリーナにて第68回関東学生剣道優勝大会が開催されました。

本学剣道部からは4年秋山・中嶋・岡田、三年藤田・吉村、二年鈴木・野中・藤本、一年大串の9名が出場しました。


本大会は全日本剣道優勝大会出場につながる重要な試合となっています。昨年、本学はシード権を失っているため一回戦からの出場となりました。



一回戦目は横浜国立大との対戦でした。

先鋒の大串が面を先取される展開となりましたが、その後すぐに面を取り返して引き分けで次鋒に繋ぎます。

次鋒の藤本は常に有利な形で試合を展開し、引き分けで五将に繋ぎます。五将鈴木は攻めの剣道で面を二本連取し、チームを勢いづけ、中堅岡田はチームの流れを止めることなく堅実に引き分けに持ち込みます。

三将中嶋は面と突きで勝利に王手をかけ、続く副将藤田は落ち着いて小手を二本連取して早大の勝利を決めました。大将秋山も危なげなく引き分け、一回戦を突破しました。

攻める藤田

続く二回戦の相手は横浜商科大学。

先鋒大串が面を取って試合の流れを引き寄せると、次鋒の藤本が流れを止めないまま引き分けます。五将鈴木が面の一本勝ちで、流れを決定づけます。

中堅の岡田と三将中嶋はこの流れを維持したまま試合を展開して引き分けに持ち込みます。副将藤田は相手に攻める隙を与えず、面の一本勝ちで早大の勝利を決めました。

大将秋山は面による二本勝ち、チームの士気を高める勝利でした。



三回戦は大東大と対戦しました。

先鋒大串の面による二本勝ちで勢いに乗ります。続く次鋒の藤本も小手による一本勝ち、早大優勢という流れを作ります。

五将鈴木は面を先取され、取り返すことができずに一本負け。中堅岡田は一勝のリードを維持する引き分けで後ろに繋ぎます。

三将中嶋は突きを先取し、そのまま逃げ切ります。副将藤田は落ち着いた試合運びで引き分けに持ち込み、早大の勝利が決定しました。

大将秋山も気を抜かずに引き分け、4回戦に進出します。

突きを決める中嶋

回戦は宿敵である慶應義塾大学との対戦となりました。

応援にも気合が入る中、先鋒の大串が面を引き出したところに小手を決め、流れを掴んで逃げ切ります。次鋒藤本は1歩も引かない気迫溢れる剣道で攻め続け、面を奪って五将に繋ぎます。

早大リードの中、五将鈴木は相手の面に対し小手を打ちますが、紙一重で相手に旗が上がります。この後、一本を返すことができずに一本負けで中堅に繋ぎます。

中堅岡田は序盤に小手を先取しますが、直後に返し胴を取られて引き分けで三将に繋ぎます。

三将中嶋は相手にペースを掴ませず一本リードを守りきります。副将藤田も落ち着いた試合展開で相手に攻め切らせず、早稲田が一本勝ち一つ分リードで大将秋山に繋ぎます。

しかし始めの合図直後に面を飛び込まれて秋山が面を奪われてしまいます。その後お互いにお互い一歩も引かずに攻め合いますが、一本がないまま勝負は代表戦にもつれ込みました。 




緊張感漂う選手席

膠着した代表戦が動いたのは開始18分、慶應大大将の伊藤選手が一瞬の隙をついて引き胴を打つとこれに旗が三本上がり、早稲田は代表戦に敗北。

これにより早稲田の敗退が決定しました。

攻め合う秋山





今大会は四回戦での敗退という結果になり、目標である関東一になることはできず課題も残りました。

今大会での反省を活かして「全日優勝」、「早慶戦優勝」を目標に部で一丸となって稽古に励んでいきます。これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いします!


それでは次回の更新をお楽しみに!