2015年11月23日月曜日

第80回早慶対抗剣道試合

みなさん、こんにちは。
今回は1年の大越が担当させていただきます。
今回は先日11月15日に行われました、第80回早慶対抗剣道試合についてです。
今年で80回目を数える早慶戦は、早慶両校が意地とプライドをかけて戦う伝統ある一戦です。
二年交代で開催場所が変わり、今年は日吉記念館での開催でした。

試合前から会場には保護者、OBOGの方々、また選手の友人など多くの人が応援に来られました。
早慶両校の選手は気合のこもったアップを終え、開会式が始まります。
開会式では早慶両校の応援部指揮の下での塾歌、校歌斉唱およびエール交換が行われます。
開会式が終わると、補欠を含め総勢50人に及ぶ両校の選手紹介等が行われます。

選手紹介も終わり、大きな歓声と緊張感に会場が包まれた中、試合が始まります。
一年生ながら堂々とした試合を繰り広げたのは先鋒・安井選手(1年・水戸葵稜)。
何度も延長戦を重ね、約1時間半もの長い時間、綺麗な姿勢で戦い抜き、相手先鋒から五人を抜きます。

                 一年生ながら5人を抜いた安井選手(写真右)

先鋒の活躍により大きくリードし、勢いに乗った早稲田は順調に試合を進めます。
十六将・森選手(3年・成田)が豪快なメンを次々に決め3人抜きを果たし、続く十五将・森本選手(3年・龍谷大平安)が5人抜きを果たし、相手五将に延長の末一本負けを喫するも、大車輪の活躍を見せます。
しかし、その後相手五将・藤本選手(1年・高輪)に3人を抜かれてしまいます。
十二将・菅原選手(3年・富士河口湖)が一本勝ちを収め、続く相手も倒すものの、相手三将・廣田選手(3年・九州学院)に4人を抜かれてしまいます。
早稲田は計7人を抜かれ、相手に流れが渡ってしまいそうになりましたが、八将・馬場選手(1年・富士)が相手三将・廣田選手(3年・九州学院)に見事な小手を決め一本勝ちを収め、慶應側の流れを食い止めます。

             見事なコテを決め、早稲田に流れを呼び戻した1年馬場選手(写真右)

最後は六将・勇(大)選手(2年・東福岡)が落ち着いて相手大将・井手選手(4年・東筑)に二本勝ちを収め、約5時間に及ぶ激戦を、5人残しで見事優勝を収めました。

                  試合終了後、会場で「紺碧の空」を全員で歌う

毎年早稲田は全日本優勝・早慶戦優勝を目標に日々稽古に励んでいます。
今年は全日本優勝を果たすことはできませんでしたが、この伝統ある早慶戦で優勝を収めることができたことは部員一同大きな喜びです。
また、四年生の方々は本大会をもって引退となります。


                          勝ち抜き表

現在、早稲田が連覇を果たしていますが、早慶戦は勢いと流れ次第で何が起こるか分かりません。
来年も優勝できるよう、小林新主将をはじめとする新体制の下、部員一同日々精進していきます。


                     試合終了後、部員全員での集合写真 

以上、大越がお伝えしました。
それでは次回の更新をお楽しみに!