2016年11月11日金曜日

第34回早慶対抗女子剣道試合

はじめまして。今回の記事は、4年野平が担当させていただきます。

先日、10月23日(日)に第34回早慶対抗女子剣道試合が慶應義塾大学日吉道場で行われました。この大会は4年生である私たちにとって最後の、特別な想いをかけて臨む大会でした。
決戦前夜、女子部員それぞれの想いを伝え合い早慶戦勝利への士気を高める中で、後輩たちは勝利への強い気持ちを表明し、4年生はこれまでの感謝と明日の勝利を誓いました。



想いを一つにして挑んだ大会当日、流れを決める先鋒戦は早大3年杉村と慶大4年前園の対決。積極的に技を出していく杉村ですが、なかなか勝負がつかずに延長戦にもつれ込みます。最後は前園が下がった一瞬を見逃さずに杉村がコテを打ち込み、早稲田に貴重な一勝をもたらしました。

続く次鋒戦、早大1年太田と慶大1年馬場の対決。なんとか流れを取り戻したい馬場に対し、冷静に対応する太田。延長に入り相手の手元が上がったところにコテを打ち込み、早稲田の流れを繋げました。

良い流れで迎えた五将戦、早大3年川﨑対慶大3年小林の対決。負けると後がなくなる慶大小林の攻めに対して冷静に応じる川﨑は、早稲田の勝利に勢いをつけるメンを決めて一本勝ちを収めます。

続く中堅戦、早大3年河村対慶大3年福沢の対決。早稲田の勝利に向けて強い気持ちを見せた河村は肩の怪我を感じさせない粘り強い試合を展開し、引きドウによって早稲田の優勝を決めました。

後輩たちが勝利を掴み取ってきたことで、続く三将の早大4年川上は慶大2年安井に対し、彼女らしい試合を展開します。鍔迫り合いでの一瞬の機会を逃さずに引きメンを決め一本を先取しますが、なんとしても全敗を阻止したい安井によって逆ドウを2本決められ、慶大に1勝を与えてしまいました。


副将戦、早大2年小西対慶大2年佐々木の対決。相手の猛攻に対して臆することなく、小西がツキを決めます。その後逆ドウを決められてしまうものの、一瞬の隙を見逃さずに引きドウを決め、大将戦に良い流れを繋げました。

大将戦、早大4年阪本対慶大4年竹内の対決。ここで阪本が気持ちの強さを見せます。序盤から果敢に攻め、コテを決めます。その後激しい打ち合いが続き、相メンとなりますが旗が割れて竹内に一本を与えてしまいます。それでもなお強い気持ちを見せ、最後は得意の引きメンで大将戦を終えました。


後輩たちの頑張りと川上、阪本の強い気持ちによって早稲田は見事13連覇を成し遂げ、私たち4年生は学生剣道生活に有終の美を飾ることができました。
今回の女子の勝利が次に控える男子早慶戦での勝利に繋がるよう、気を引き締めて稽古に励んでいきます。応援のほどよろしくお願いいたします。

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