2016年9月28日水曜日

スポーツフェスタ

皆さんこんにちは。今回のブログは社会科学部1年の石田が担当させていただきます。
はじめに先日の試合結果から報告させていただきます。
9月の中旬に行われた関東大会で男子は3位という結果を全日の切符を手にすることができましたが、女子は惜しくも全日への切符を逃してしまいました。応援ありがとうございました。
勝負にこだわり、全日本優勝という目標を持って、
悔しい思いを晴らされるように部員一同、毎日稽古に励んでおります。


敬老の日に以前に告知しましたスポーツフェスタが開催されました。朝から足元が悪い中、たくさんの親子が来場してくれました。ご来場ありがとうございました。剣道部はお祭りの全体の受付を担当し、元気よくパンフレットを配り、時には迷子の子供の誘導をしました。



お昼過ぎから行われた40分間の剣道教室には多くのこどもたちと親御さんに参加していただき、活気あふれる盛大なイベントとなりました。こどもたちは非常に元気がよく、大きな声で挨拶や返事をし、ルール約束事を守っていただいた為、けがなく無事に終わらせることができました。

最初は3年の山本聖人さんの号令で体操が始まり、その後、面打ち、籠手打ち、胴打ちの基本打ちを行いました。まずお手本をみてから、実際に竹刀を持って打突していきました。思いっきり力強く打つ子もいれば、優しくそっと打つ子もいてさまざまでした。初めて竹刀を握る子供たちの目は輝きに満ち溢れ、剣道を楽しく学んでもらえたと思います。子供たちの真剣に剣道に取り組む姿を近くでみていると、私たちも剣道を習い始めた小さいころを思い出し、初心にかえることができました。このようなふれあいの場を設けることで、忘れていた大切な何かに気づかされることがあります。最後は2組同時に立ち合いを披露してもらいました。力強い打突や素早い足さばきをみた子供たちは、歓喜の声をあげ、大きな声援が体育館中に響き渡りました。



スポーツで普段は接することのできない子供たちや地域の住民の方々と繋がることができました。
 新しくできた輪をこれからも大切にし、早稲田のスポーツをさらに広めていこうと思いました。
これからも地域の皆様の応援を支えにし、感謝の気持ちを忘れず、早稲田大学剣道は頑張っていこうと思います。



2016年9月26日月曜日

第42回関東女子学生剣道優勝大会


こんにちは。今回の記事はスポーツ科学部1年の品川が担当します。



先日9月17日()、東京武道館に於いて第42回関東女子学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は早稲田大学剣道部が目標としている「日本一」を達成するための第一歩となる試合です。これまでの練習の成果を発揮し、全日本への出場権及び関東優勝を勝ち取ろうと会場全体が白熱します。



早大は二回戦で明治大学と対戦しました。初戦から厳しい戦いと覚悟し選手も応援する者も気合が入ります。先鋒の杉村が中盤で引き小手を取られ取り返そうとするが惜しくも一本負け。続く次鋒の太田は積極的に技を出し一本を取りにいきますが、打ち合いの末面に跳んだところを胴を抜かれ、その後惜しい技を繰り返すも旗が上がりきらず一本負け。中堅の川﨑は一本を取り後ろにつなごうと奮闘し冷静な試合を展開し引き分け。副将の河村は一本を取ることが絶対条件となる試合で、関東個人でも対決した大亀との対決となりました。何とか一本を取ろうとするが小手を先取され、残り時間少なくなったところで面に跳んだところを胴を抜かれ、早大の負けが決定しました。大将の川上は最後まで気持ちをつないで意地を見せ、力強い面で一本勝ちを挙げ最後に明大に一矢報いました。




今年のチームは優勝が十分狙え、周りの大学からも注目を集める中で気合を入れて挑んだ二回戦、大幅なオーダー変更をした明大に敗退する結果となりました。全日本への切符を逃した悔しさはとても大きいですが、これまでの厳しい稽古や合宿を乗り越えてきたことを思い出し、今回の結果で学んだことをバネにして男子の全日本、早慶戦に向けまた一丸となって練習し、リベンジしていきたいと思います。みなさん、これからも応援よろしくお願いします。

2016年9月17日土曜日

第65回関東学生剣道優勝大会

 こんにちは。今回の記事は教育学部1年の長瀬が担当します。

 先日9月11日(日)、日本武道館に於いて第65回関東学生剣道優勝大会が開催されました。この大会は私達早稲田大学剣道部が掲げる「学生日本一」という目標を達成するためには避けては通れない道であり、これまでの修練の成果を発揮し関東優勝を勝ち取らんと、選手はもちろん応援する観客席にも気合が入ります。

早大は、緒戦となる第二回戦で東洋大学と対決しました。先鋒の山本が引き分けで勝負を繋ぐと、次鋒の秋山が持ち前の勝負強さを発揮し面を先取。早大はこのリードを守りきり、みごと三回戦へと進出しました。

 続く三回戦の相手は亜細亜大学。序盤では次鋒の秋山が小手を取られ相手にリードを許しますが、続く五将の安井、三将久田松が勝利を重ね逆転。副将勇、大将の小林がこの勝利を守り抜き、四回戦へと駒を進めました。
 
 そして続く四回戦。対戦相手は慶應義塾大学。慶応とは年に一度の合同稽古や早慶戦を通して時には互いの威信を賭けてぶつかりあい、時には互いを切磋琢磨しあうライバル関係です。つまりこの四回戦は早慶戦へのいわば前哨戦のようなものであり、選手達にも一層の闘志が漲ります。先鋒の山本は試合序盤で小手を取られてしまいますが、早稲田の意地を見せ面、小手と立て続けに二本を取り返して勝利。この勝利で勢いに乗った早大は中堅の森本、三将の久田松、大将の勇の勝利によってみごと宿敵慶応との戦いを制し、五回戦へと進出を決めました。

 準々決勝となる五回戦は前年度準優勝の強豪、筑波大学との対決となりました。さすがに五回戦ともなると両チームの実力は拮抗しており、互いになかなか一本を決めることができません。そんな中、勝負の均衡を破ったのは中堅の森本でした。筑波大学の田内相手に面を取られてしまいますが、すぐさま面を取り返し、その後もすさまじい気迫で小手を決め二本勝ち。早稲田はこの貴重な一勝を守りきり、みごと筑波大学を下し準決勝へ勝ち進みました。

そしていよいよ準決勝。相手は前年度第三位の中央大学。強敵、中央大学を相手に早稲田は一進一退の攻防を繰り広げますが、先鋒山本が健闘するも小手を取られ一本負け。中堅の森本が面を決め、早大が勝負をタイへと戻します。続く三将小林は中大の村上を相手に面を取られ、中大に再びリードを許します。しかし小林も執念を見せつけ、胴を取り返し勝負を副将の勇へと繋ぎます。勇が華麗に逆胴を決め、早稲田が決勝進出へと王手をかけたかに見えましたが、続く大将戦、久田松は梅ヶ谷を相手に僅差で一本負け。勝負は代表戦へともつれこみました。早稲田からは久田松、中央大からは梅ヶ谷が代表として選出され、決勝進出を賭けたすさまじい試合が繰り広げられました。早稲田、中央だけでなく日本武道館全体が注目した代表戦は互いが一歩も譲らぬ互角の勝負となり、両者とも有効打がないまま、10分以上もの時間が経過しました。会場全体が試合の行く末を見守る中、梅ヶ谷が久田松の虚を突いた引き面を決め代表戦に終止符を打ちました。
 この結果早稲田大学は三位入賞が決定し、早稲田を破った中央大学は決勝で国士舘を打ち倒し優勝しました。
今年のチームは優勝も十分狙える実力があっただけに、三位という結果には悔しさも残りますが、10月9日(日)に大阪で開催される全日本学生剣道優勝大会ではこの悔しさをバネに、部員全員で必ずや悲願の「学生日本一」の座を勝ち取りに行きます。皆さん、応援よろしくお願いします。

2016年9月14日水曜日

デミアンインタビュー

こんにちは、今回の記事は4年酒井が担当いたします。
今回の記事は普段の試合の報告等とは打って変わり、
早大剣道部のある部員の紹介を対談形式でお送りいたします。

酒井:それでは最初に自己紹介をお願いします。
??:デミアン・渚・ウィリアムスです!




酒:剣道は何歳から?
デ:8歳の時、お母さん(日本人)から始めさせられました。

酒:どういう経緯で日本に、それも早稲田の剣道部に入部することに?
デ:数年前のアメリカの代表選考で負けたのがきっかけです。兄は代表になれたのに自分はなれなかった。その時にクリストファー先生にどこかに留学することを薦められて、早稲田で剣道を学ぶことにしました。アメリカ代表になるためです!

酒:早稲田の剣道部に入部してみてどうだった?
デ:剣道部に入ったことは無かったから、色々なことにびっくりしたけど、楽しかった!学生だけで真剣に練習しているのはアメリカにはなく信じられなかったけど本当に楽しいです。最初は誰だこいつはと思われてたかもしれないけど、雰囲気もウェルカムで、時間が経つに連れて本当にみんなと仲良くなれた。

酒:夏合宿はどうだった?
デ:きつかったです。でも、楽しかった。一発芸も楽しかったです。
毎日ご飯を一緒に食べて、最終日の練習は本当にきつかったけど、ノリで頑張った。特に1000本素振りはきつかったけど、剣道部のみんなと力を合わせて、やり遂げることができました。

酒:最近の剣道部生活はどう?
デ:4月になって初めて後輩ができた。今の1年生は最初で最後の後輩です。
ありがたいです。


酒:日本に来て、私生活はどう?日本の何が好き?
デ:彼女はいません。笑 遊びが楽しくて彼女ができない。
日本人の女の子は可愛いです。
あとコンビニが好きです。すごく便利でおにぎりとか何でも買える。
日本の好きなところは食べ物、女の子、コンビニです。

酒:最後に早大剣道部にメッセージをお願いします!
デ:皆さん、1年間お疲れ様でした!この1年でいっぱい思い出ができました。
剣道部に入ったから日本の文化と礼儀について学べたし、剣道の腕も上達することができました。アメリカに帰っても、もっと強くなれるよう頑張ります。
もしアメリカ代表になれるとしたら、それは早稲田の剣道部のおかげです。
この1年だけでなく、これからが自分とみんなの始まりだと思っています。
いつまでも自分のことを覚えていて下さい、そして将来必ずまた会いましょう。
先輩、同期、後輩の皆さん大好きです。快く歓迎してくれて本当にありがとうございました。

これにて対談は終了です。
記事冒頭では部員紹介と書きましたが、実はデミアンは先日留学期間が終了し、アメリカに帰国してしまいました。デミアンはこの1年、持ち前のキャラクターで剣道部を盛り上げてくれました。とても寂しくなりますが、デミアンがアメリカ代表として活躍できるよう、部員一同応援しています。


また再会するのが早くも楽しみですね!それでは次回の更新をお楽しみに。





2016年9月6日火曜日

夏合宿!!

こんにちは!
今回のブログは商学部1年の土居が担当させていただきます!

約1カ月に渡るOFF期間が終わり、私たちを待ち受けていたのは、そう、地獄の夏合宿です!今回は8月10日〜17日に行われた夏合宿について書かせていただきます!

剣道部の夏合宿は群馬県の利根郡片品村で行われます。東京の街並みと違い、周りを見渡せば自然のみ。そのような場所で一週間剣道に打ち込みます!

合宿初日、合宿所に向かうバスに乗り込むことはや5分、私たちの合宿は始まります。バスの中で行うのは、私たち早大剣道部が剣道と同等、いや、それ以上に愛している一発芸です。(笑)一般的に剣道部の合宿といえば、合宿所についてからスタートだと思います。私たちは、バスに乗って一発芸をすることから合宿が始まるのです!


 バスの中での一発芸地獄を乗り切り、合宿所に着くと、いよいよ本格的に合宿の始まりです!
合宿では基本的に班単位で行動します。班は1年生から4年生まで各学年2、3人ずつで構成され、1年生は班の先輩が休憩の時に飲むドリンクを作ったり、先輩たちが練習に使用した道着を洗濯したりといった仕事を任されます。こうした仕事は稽古と稽古の合間の限られた時間に行うので、私たち1年生にとってはとてもきつかったです。しかし、先輩方が労いの言葉をかけていただき、仲間同士で協力することで、どうにか乗り切ることができました。こうした仲間との協力や、先輩達との触れ合いを通して、同期や先輩との仲をより深めることができました!



 次は、稽古について書かせていただきます!
合宿での稽古は、早朝練、午前練、午後練での三部練です。早朝練では、栗原師範が木刀による日本剣道形・一刀流・基本打ちについて指導してくださいました。普段は、このような練習を行わないため、大変貴重な経験ができました!午前練では、追い込み、切り返し、技練、掛かり稽古を中心に行いました。いつもより広い体育館で行ったため体力的にきつかったです。それでも、部員全員で声を掛け合って乗り切ることができました!午後練では、試合稽古を中心に行いました。大学生になると、高校生の時より試合をする機会が格段に減ります。だからこそ、こうした試合をして経験を積むことは、大変貴重であり、自分を見直す良い機会になりました!


このような練習を行っていく中で、今年も蜂に刺されるなどのアクシデントがありましたが、1人も欠けることなく最終日を迎えることができました!最終日の練習は、今ままで1番キツイものでした。特に最後の1000本素振りは、これまでの練習の疲労もあり、やりきれるか不安でした。しかし、部員全員で必死に声を出し、励ましあうことで乗り切ることができました!そして、素振り後には、全員で早稲田の校歌と紺碧の空を歌い、最高な形で合宿を終えることができました!



練習後の納会では、主務陣の活躍により、楽しくBBQをすることができました!また、納会の最後には、監督賞、女監督賞、ヤッピー賞、竹越充賞といった賞を合宿中に頑張りが目立った学生に送られます。今年は、監督賞に2年の藤澤さん、女監督賞に3年の川崎さん、ヤッピー賞に2年のデミアンさん、竹越充賞に2年の馬場さんでした!ちなみにヤッピー賞というのは、合宿中一発芸で最も輝いた人に与えられる賞です!笑 私も来年は賞を取れるように頑張りたいです!


私は、今まで一週間に渡る長い合宿をした経験がありませんでした。また、普段より格段にきつい練習、膨大な仕事量により、体力的にも精神的にも疲弊しきっていました。そんな中同期の仲間達や先輩方の支えによりなんとか乗り切ることができました!この合宿で剣道ももちろんのこと、それ以外にも大きな成果があったと思います。早稲田に入って、剣道部に入って本当に良かったなと実感しています!これから、この合宿で培った経験やチームワークを生かして、来る関東大会、全国大会、早慶戦に向けて部員全員一丸となって頑張っていきます!!みなさん応援よろしくお願いします!!

それでは次回の更新をお楽しみに!


















 

2016年9月5日月曜日

高校生対象入学・入部希望者合同説明会

こんにちは!

今回の担当は1年和田がさせていただきます。


先週に引き続き、8月27日、早稲田キャンパス17号館二階剣道場にて高校生対象入学・入部希望者合同説明会が開催されました。


今回も多くのご来校がありました。ご来校して頂いた高校生、保護者の皆様、ありがとうございました!


午前中は高校生との合同稽古、午後に説明会がありました。高校生の活気ある剣道に触れ、私たち大学生も初心にかえることができました。


説明会ではパワーポイントを用い、早大剣道部についての説明や、入試制度の詳細、合格者体験談などのことについて話しました。


私は1年生なので説明会を開く側としては初めてでしたが、高校生の頃はこの説明会で早稲田に対する興味をもち、入試の詳細についていろいろ知ったので、今度は私が受けたことを高校生に与えていければと思いました。また、高校生とのつながりも深まり、早大剣道部にとっても高校生にとっても非常に良い経験になったと思います。


この二回に渡る説明会で、高校生たちと来年から早大剣道部の一員として共に稽古ができることを心から願っております。


それでは次回の更新もお楽しみに!