2022年8月5日金曜日

第54回関東女子学生剣道選手権大会

 こんにちは! 今回の記事は、社会科学部1年矢野が担当させていただきます。


 先日5月14日、東京武道館にて第54関東女子学生剣道選手権大会が開催されました。本学剣道部からは、佐藤桃佳(社会科学部4年)、松下夏生(スポーツ科学部4年)、上遠野幸(スポーツ科学部4年)、栗山一花(社会科学部2年)、中原菜月(社会科学部2年)、片渕歌音(教育学部2年)、矢野ひかる(社会科学部1年)が出場しました。こちらの大会も男子同様、全日本女子学生選手権大会に出場する選手を決める大会です。コロナ感染予防の為、午前の部、午後の部に分けて試合を行いました。 

 午前の部には、佐藤・中原・矢野が出場しました。 

 本学剣道部で最初に初戦を迎えたのは、我らがキャプテン佐藤桃佳。一回戦から三回戦まで応援しているこちらを不安にさせることもなく順調に勝ち上がります。全日出場権をかけた四回戦は、国際武道大落合選手との試合でした。激しい攻防が続き、手に汗握る一戦となりました。試合が動いたのは、延長3回目。相手が痺れを切らしてコテに出てきた所を上からメンで被せ佐藤の勝利。執念の一打とも言えるメンに鳥肌が止まりませんでした。この時点で佐藤は全日出場を決め、本学剣道部に勢いをつけてくれました。五回戦、相手は昨年度全日本女子学生選手権大会優勝者水川選手。佐藤が果敢に攻めていくも、佐藤がコテに変わった所、メンで捕らえられ、五回戦敗退となりました。

矢野は、一回戦、先取されるも、二本取り返しましたが、二回戦の東洋大砂田選手との試合では、矢野が下がった所をつけ込まれ、砂田選手のメンが決まり、二回戦敗退となりました。

 午前の部最後に登場した中原は、自分の剣道を貫き、難なく全日出場懸けの試合まで駒を進めます。全日を懸けた大正大高見澤選手との一戦でも、相手がメンに出てきた所得意の返しドウで勝利。佐藤に続いて全日出場を決めました。その後も強豪校の主力選手や昨年度関東女子個人優勝選手に怯むことなく、得意技を炸裂させた中原。着実に勝ち上がり、本学剣道部も大盛り上がり。迎えた準々決勝の相手は佐藤を破った法政大水川選手。中盤、中原が引き逆ドウに出た所を水川選手の引きメンが入り、先取されます。その後、中原が攻めるものの、時間切れとなり、準々決勝敗退となりました。

午前の勢いに乗れるか午後の部に出場したのは、松下・上遠野・栗山・片渕。 

 松下は、一回戦、國學院大西田選手との対戦でした。相手が下がりながら技を出した所、逃すことなくメンで勝利。二回戦、明大松田選手との対戦では、早くも各大学の主力対決となり、レベルの高い攻防が続きました。相手が居ついた所松下が圧巻のメンで先取。しかし相手も実力者。メンで取り返し、振り出しに戻りました。後半、相打ちになり、軍配は松田選手に上がり惜しくも二回戦敗退となりました。

 片渕は一回戦、清和大菊池選手との対戦で相手の技を見切った返しメンで勝利。続く二回戦、城西国際大芝本選手との対戦では、上段に対し、落ち着いた攻めを展開。しかし、試合終了直前にメンを打たれ、二回戦敗退となりました。 

 上遠野は一回戦シードで二回戦スタート。二回戦、駒澤大興梠選手との対戦では、上遠野が果敢に攻め、コテに出ましたが相手が返しメンで捕え、その後取り返すことができず、惜しくも二回戦敗退となりました。 

 栗山もシードで二回戦スタート。平成国際大松崎選手との試合は、延長に縺れ込むも最後は栗山のメンが決まり勝利。三回戦は、筑波大海津選手との対戦となり、序盤、海津選手に相引きメンを許し、苦しい展開が続きます。惜しい技を何本も打つも決まらず、三回戦敗退となりました。

5人は惜しくも全日出場を逃しましたが、佐藤・中原が本学剣道部久しぶりの全日出場を決めました!個人戦ながらチームで戦ったかのようなチームワークを見せた本学剣道部でしたが、出場した選手各々の課題も見つかり、2人は全日に向け、その他の選手も団体に向け、また一から精進していく所存でございます。いつも本学剣道部を応援していただきありがとうございます。これからも引き続き、応援よろしくお願い致します。

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