2021年10月10日日曜日

第38回早慶対抗女子剣道大会



 こんにちは!

今回の記事はスポーツ科学部の田中が担当させていただきます!

 

令和3103日、日吉記念館において第38回早慶対抗女子剣道試合が開催されました。早稲田は平成16年から15連覇中で、男女共に全日本出場決定の勢いそのままに早慶戦優勝を掲げ、部全体が一丸となって臨みました。


 


(円陣を組む様子)



先鋒戦は、早大1年栗山対慶大2年高橋の対決となりました。

立ち上がりから気迫あふれる試合で始まり、早大栗山が先に面を仕掛けるが旗は慶大高橋に上がりました。その後、果敢に攻め返し1本取りに行くも惜しくも時間切れとなりました。

 

0-1で迎えた次鋒戦は、早大1年榎本対慶大1年長谷川の対決となりました。

終始主導権を握り、試合は延長戦になりました。延長戦では早大榎本が慶大長谷川の居付いた所の片手面を決め、早大に貴重な1勝目をもたらしました。

 

1-1で迎えた五将戦は、早大2年横山対慶大3年平野の対決となりました。

早慶戦独特の緊張感の中立ち上がりから気持ちを全面に押し出した片手面を放ちました。優勢のまま延長戦へ向かいました。早大横山が鮮やかな片手面を決め、この結果早大にリードをもたらしました。

 

2-1の早大リードで迎えた中堅戦は、早大3年佐藤対慶大1年奥秋の対決となりました。気迫に満ちた剣道で慶大奥秋の右小手に対して抜き面を決めました。その後も勢いそのままに、華やかな面をさらに決め、早大に完全に流れを引き寄せました。

 

2-2で迎えた三将戦は、早大3年松下対慶大31年平川の対決となりました。終始有利に試合を運ぶも惜しくも1本ならず、延長戦になります。延長戦では、持ち前の粘り強さで試合を進めるも早大松下が突きを奪われました。

 

2-3で迎えた副将戦は、早大4年二神対慶大2年桑原の対決となりました。早大二神は、表と裏で攻め、慶大桑原が居付いたところを狙い面を決めました。その後、タイミングをずらした面を奪われました。その後、延長戦に進みました。早大二神が相手を引き出し、得意の出小手を決め、大将戦に持ち込みました。

 

3-3で迎えた大将戦は、早大4年浅野対慶大3年浅場の対決となりました。立ち上がりから積極的に攻めていき、技を重ねるも決まらず、延長戦へと続きます。攻め合いの中、冷静に相手をみて、居付いたところを華麗に面を決めました。この結果、4-3で早稲田大学は15連覇を達成しました。

 

優秀選手には早大からは二神、慶大からは高橋が選ばれました。

 

優勝を目指し、部全体で臨んだ今回の女子早慶戦、手に汗握る試合展開もあったが、チームの粘り強さを見せつけ、見事優勝を勝ち取りました。4年生と戦う最後の試合、全日本優勝にむけて、そして早慶戦優勝を目指してこれまで以上に稽古に励んでいきます!


今後とも応援よろしくお願いします!


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