皆さんこんにちは。今回のブログは教育学部2年の小笠が担当させていただきます。
はじめに先日の試合結果から報告させていただきます。
9月の中旬に行われた関東大会では入賞することはできませんでしたが、
男女とも全日本の切符を手にすることができました。応援ありがとうございました。
勝ちにこだわり、全日本優勝という目標を持って、
悔しい思いを晴らせるよう部員一同、毎日稽古に励んでおります。
大学生にとって悲しい夏休みの終わり、しかし最後の締めとして今年は秋の大型連休が待っていましたね。働くお父さん方にとって5日間の連休は嬉しい休日だったと思います。
ちなみに大学生の夏休みはシルバーウィークの10倍以上の連休があります。(笑)
シルバーウィークの中日である敬老の日に以前に告知しましたスポーツフェスタが開催されました。朝から太陽が開催地である東伏見を暖かく照らし、秋晴れの運動日和の一日となり、5000人を超える多くの来場者にお越しいただきました。ご来場誠に有難うございました。剣道部はお祭りの全体の受付を担当し、元気よくパンフレットを配り、時には迷子の子どもの誘導をしました。
お昼過ぎから行われた40分間の剣道教室には多くの子供たちと親御さんに参加していただき、元気あふれる素敵なイベントとなりました。子ども達は非常に元気が良く、大きな声で挨拶や返事をし、ルールと約束事を守っていただいた為、時間通りに進められ怪我なく無事に終わりました。去年大好評であった体操のお兄さん(関口純平さん:商学部4年)の号令で稽古が開始して、正座や礼法の基礎から入り、基本打ちを行いました。初めて竹刀を握る子ども達の目は輝いており、剣道を心から楽しんでいただけたと思います。剣道を始めた当初は誰もが時間を忘れて竹刀を振ることに夢中になっていました。厳しい環境で勝ちにこだわって稽古をしているとそんな気持ちを忘れてしまいがちですが、子ども達の剣道をしている姿を見て、忘れていた大切なことに気付かされました。指導員として参加した大学生達もそんな楽しそうな子ども達の笑顔を見て元気をもらいました。今回は各代のキャプテンに参加していただき、最後に彼らの立会いを披露しました。力強い打ちや素早い足さばき、激しい体当たり、トップレベルの剣道を見た子どもたちは興奮して、大きな声援が体育館に響いていました。
午後は早稲田の全ての部活が集まり、外の運動場でパレードが行われました。
剣道部からは2人が参加して、強い日差しの中剣道部らしく立派に歩いてくれました。
多くの部活が集まる機会は滅多になく、一緒に他の部活生と歩くことができ非常に刺激的だったそうです。楽しませるはずの彼らが一番お祭りを楽しんでいました。パレードの後は各部実行委員の企画である玉入れが行われました。子どもたちと部活生の代表で4つのチームを作り、逃げ回る大学生が背負うカゴの中に玉を入れてその数を競い合います。剣道部からは各部実行委員である1年生の馬場健太君が参加し、カゴを背負い走り回りました。最初は余裕を見せていた馬場君ですが、彼はカゴだけではなく防具も身につけており、子どもたちの餌食となってしまいました。この企画では剣道姿の馬場君の勇敢な姿が親御さんの心をつかみ、一躍人気者となりました。
普段は接することのない子どもたちや地域の住民方とこうして早稲田、スポーツ、そして剣道を通じて繋がることができました。新しくできた繋がりを大切にし、昔からの繋がりをさらに太くしていく、こうして早稲田のスポーツによる輪が私たち各部実行委員をはじめ、部活生によって作り上げています。地域の皆さんの笑顔と応援を支えにして、早稲田大学、そして剣道部、感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきます。