こんにちは!
今回の記事は先進理工学部の増田が担当させていただきます!
令和4年10月2日、早稲田アリーナにて第39回早慶対抗女子剣道試合が開催されました。早稲田大学女子剣道部はこの早慶戦で平成16年から17連覇をしているため、前人未到の18連覇を達成すべくワンチームをスローガンに部全体が一丸となってこの大会に臨みました。
早稲田大学からは、先鋒横山(3年)、次鋒矢野(1年)、五将榎本(2年)、中堅中原(2年)、三将栗山(2年)、副将松下(4年)、大将佐藤(4年)でこの大会に挑みました。
早稲田アリーナにて行われる女子早慶戦は初ということもあり、沢山の観客の声援の中、早慶戦を迎えることができました!
先鋒戦は、早大3年横山対慶大3年高橋の対決となりました。立ち上がりから気迫溢れる試合で始まり、早稲田アリーナは声援に包まれていました。気迫溢れるまま試合は延長戦に差し掛かりました。延長戦では、初めの合図と同時に横山が上段の構えからメンを決め、先鋒戦勝利となりました。
1-0で迎えた次鋒戦は、早大1年矢野対慶大2年長谷川の対決となりました。先鋒戦の盛り上がりもあり、早大矢野が指導権を握っていたが試合は延長戦となりました。長い延長戦の末、手元を上げたところを慶大長谷川がドウを決め、慶大に追いつかれてしまいました。
1-1で迎えた五将戦は、早大2年榎本対慶大2年奥秋の対決となりました。試合序盤から積極的に攻めていき、試合終盤に差し掛かったところで早大榎本がメンを決め、早大のリードにつなげることができました。
2-1で迎えた中堅戦は、早大2年中原対慶大2年桑原の対決となりました。試合が始まるとすぐに慶大桑原の飛び込みメンに対し早大中原が返しドウを決めました。その後も怯むことなく果敢に攻め続け、時間切れとなり試合は一本勝ちとなりました。
3-1で迎えた三将戦は、早大2年栗山対慶大4年平野の対決となりました。早大栗山は序盤から気持ちを全面に押し付け、慶大平野の小手に対し早大栗山がメンを決めました。試合は一本勝ちとなり、早稲田大学の勝利が決まりました。
4-1で迎えた副将戦は、早大4年松下対慶大2年平川の対決となりました。早大が勝利を確定した中、2人は落ち着いた試合を繰り広げ、延長戦となりました。延長戦では早大松下は粘り強く攻め続けるも、慶大平川にメンを取られてしまいました。
4-2で迎えた大将戦は、早大4年佐藤対慶大4年浅場の対決となりました。早大佐藤は立ち上がりから凄まじい気迫で相手を圧倒し、技を重ねていきました。そして慶大浅場が居着いたところをすかさずコテを打ち一本を決めました。2本目の合図と同時に慶大浅場がメンを打ちにきたところを早大佐藤が鮮やかなメンを決め、二本勝ちを果たしました。
優秀選手には早大から佐藤、慶大から長谷川が選ばれました。
優勝を目指し、部全体で臨んだ今回の女子早慶戦。見事慶應を圧倒し、前人未到の18連覇を達成することができました。この勢いを来る全日本優勝、そして来年の早慶戦優勝へ向けてこれまで以上に稽古に励んでいきます。
今後とも応援よろしくお願いします!