OB講演会

皆さん、こんにちは。
今回は3年の阪本が担当させていただきます。

今回の記事は、1月16日（土）に開催されました、OB・学生コミュニケーションサロンについてです。
このサロンはこの早稲田大学剣道部を卒業され、社会に出た後に、それぞれの進路の第一線で活躍された（されている）先輩方のお話を聴き、私たち学生たちの今後の成長に繋げること、またOBとのコミュニケーションを図ることを目的として開催されているものであります。
具体的な内容としては、大学の教室で講演会を行った後、成人の学生はOBの先輩方との懇親会に参加し、たくさんの先輩方から貴重なお話をうかがいます。
5回目を迎える今回のサロンでは、講師として岩崎潤哉先輩（平成7、理工学部機械工学科卒）をお迎えし、現在のお仕事についてや学生時代の体験談などのお話をしていただきました。
また、講演会後の懇親会においても多数の先輩方にご参加いただき、学生にとって大変有意義な時間となりました。

今回講師として来ていただいた岩崎先輩は、熊本県立熊本高等学校を卒業後、早稲田大学理工学部機械工学科に入学、大学卒業後は大学院に進み、研究に打ち込む日々を過ごされ、院卒業後に新日鐵（現、新日鐵住金）に入社されました。
学生時代には、3年生時に関東学生選手権において準優勝、4年生時には同大会で敢闘賞に入賞、また東西対抗には3・4年生で連続出場されるなど、大変輝かしい成績を残しておられます。
入社後はすぐに、かの有名な八幡製鉄所（福岡県）にて鉄の生産過程に従事、その後アメリカ留学等の様々な経験を積まれ、現在は東京本社で勤務されています。
普段あまり耳にすることのない製鋼の話に、初めは難しそうだと感じていた学生たちですが、非常にわかりやすく、熱心にお話をしていただき、徐々に関心を深めていきました。
また、岩崎先輩の留学の経験談や、剣道に対する取り組みのお話は、留学に興味を持っている学生や、先輩と同じように理工学部に在籍している学生にとっては特に為になるお話であったと思います。
現在は部下たちを指導する立場にいらっしゃいますが、講演会後に奥村稲門剣友会会長からあったように、やはり岩崎先輩の人柄や人格によって、多くの人から慕われ、会社にも必要とされていることがわかりました。
私たち後輩も、岩崎先輩のように社会に出たときに多くの人から必要とされる人材にならねばなりません。
今回の講演で聴いた話を決して忘れることなく、それぞれ残りの学生生活を過ごしていきたいと思います。

岩崎先輩、その他今回のコミュニケーションサロンにご協力くださったOBの先輩方、お忙しい中貴重な時間をありがとうございました。

それでは次回の更新をお楽しみに。