先日、10月9日(月)中央区立総合スポーツセンターにて伝統の一戦である、早慶戦が行われました。早慶戦は全日本と並び、今年優勝を目的としてきた大会の一つです。試合前から会場には保護者、また選手の友人たちなど多くの人が応援しに来られました。
実行委員長の大野(4年:早大学院)
開会式に並んでいる早稲田チーム
早稲田の次鋒土居(2年)は、自慢の持ち味であるコテの出鼻技で試合の流れを変え、2試合連続で勝ち抜きしました。これに続く17将吉村(1年)は、1試合目の延長戦にメンを決めて勝って、2試合目にドウを決めて一本勝ちで勝ちました。
その後、慶應に流れが行きかけるものの六将・丸田(3年)が3試合勝ちぬく活躍を見せ、早稲田に流れを戻します。最初の試合、相手の尾野にツキを決めて勝つと、長谷川を延長戦で、メンを決めて下しました。
中堅の2年秋山も4試合を勝ち抜く活躍を見せ、その活躍により、早稲田が大きくリードしました。その後、両校の緊張が高まる中、4将の3年松葉が2試合を勝ち抜きました。
大将の久田松が慶應のエース・伊藤(2年)を気迫のメンで下し、慶應の遠藤(4年)との大将戦に臨みました。最後の一戦では、選手だけでなく、試合を見守る部員や観客の緊張や声援が最高潮に達しました。久田松は得意のメンで果敢に攻め、一本のチャンスを作りましたが、惜しくも敗れてしまいました。
大将戦、久田松(4年:龍谷)
両校の優秀選手方
大会が終了後、皆とOBの先輩が全員道場に集まって、伝統の納会が行われました。今年は惜敗してしまいましたが、OBの先輩方から温かい励ましのお言葉や具体的なアドバイスをいただき、来年への勝利の糧としました。
最後に、皆で気持ちを込めて校歌を歌い、来年こそ優勝できるように確かな目標、そして強い気持ちとともに全日程を終えました。早慶戦が終わると次は全日本学生剣道優勝大会があります。部員一丸となって悲願の全日本制覇を目指します。
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