こんにちは!今回の記事は商学部1年の川鍋が担当させていただきます。
大会シーズンに入り、部員全員が各々の目標をたて日々努力してる毎日です。私的には非常に厳しくきつい稽古が続き、さらには悔しいことが多かった夏休みですがそろそろ終わりが見え始めてきました。そんな夏休みの本学剣道部全体での最大の目標とも言える関東学生剣道優勝大会が先週9月11日に日本武道館において開催されました。
本学剣道部からは、4年 大串快晴・和田晃貴・嶋田陽樹・松田圭司、3年 門間光児・外山大地・山本勇真、2年 馬場恭大、1年 門田功成の9名が団体戦メンバーとして関東制覇を目標に出場しました。
本大会は10月に大阪にて行われる全日本学生剣道優勝大会への予選も兼ねた試合であるため、大学日本一を目指す本学としても必ず勝ち上がらなければならない大事な大会です。
夏休み期間中の厳しい稽古や、合宿を乗り越え、さらにはコロナウィルスとの戦いにも感染者0で打ち勝ちました。練習試合も繰り返し行い、チーム力で強豪校に打ち勝つことをテーマとして部一体となって全身全霊で本大会に臨みました。
本学剣道部はシードにより2回戦からの登場で、初戦の相手は常磐大学でした。先鋒の山本がメンを取られ一本負けしますが、続く次鋒の外山、中堅の嶋田、三将馬場、大将大串の勝利でチームは順当に3回戦に駒を進めました。
(冷静に試合を運ぶ外山選手)
3回戦は全日本出場決定戦です、相手は東京国際大学でした。勢いに乗りたい本学ですが、先鋒から大将までの7人全員が引き分け、勝負の行方は代表戦にもつれこみました。本学の代表は主将である4年大串、部員全員の思いを背負い代表戦に臨みました。4年生にとっては全日本に進まなければ早慶戦を残して、インカレの公式戦は引退となります。大きなプレッシャーがかかる場面ですが、3階席の大応援団の応援にも背中を押され、代表戦開始早々に見事メンを決め、大歓声の中、本学は4回戦へと進みます。同時に全日本学生剣道優勝大会への切符も手にしました。
4回戦の相手は全日本三連覇中の強豪校、中央大学でした。相手校のメンバーは高校時代からのスター選手ばかり、会場の目も自然と中央大学の方に向いていました。しかし本学は強豪、中央大相手にも怯まず気迫のある試合を繰り広げます。先鋒の松田が一本負けするものの、果敢に攻めチームに勢いをつける試合をすると、次鋒の1年生門田が開始早々メンを決め、勢いに乗ります。中堅嶋田がメンを取られ一本負けしますが、三将の馬場が見事なメンで二本勝ちし会場はざわつきはじめました。残る副将と大将が引き分けで終われば本学の勝利が決まります。プレッシャーは最大限に高まる場面ですが、次期主将の門間が強豪選手相手に冷静に引き分けると、大将の大串がダメ押しのコテを決め、見事に強豪中央大相手に勝利しました。まさに会場全体を飲み込むような応援と勢いで見事にベスト8進出を決めました。
準々決勝の相手は法政大学でした。
先鋒の松田が果敢に攻めますが一本負け、その後次鋒、五将、中堅が引き分けます。なんとか巻き返したい本学ですが、三将の馬場が惜しくも二本負けし、続く副将、大将も引き分けで準々決勝敗退、ベスト8という結果で大会を終えました。
今回の大会で本学はベスト8という結果を残し、敢闘賞をいただきました。熱戦ばかりでしたが、中でも全日本三連覇中の中央大学を撃破したことは自信へと繋がる勝利だったと思います。しかし、本学の目標は日本一です。10月に行われる全日本学生剣道優勝大会でのさらなる飛躍を目指して部員一丸となって頑張っていきたいと思います!今後とも応援のほどよろしくお願いします!