今回の記事は法学部1年佐野が担当させていただきます。
先日、7月8日に日本武道館に於いて第66回全日本学生剣道選手権大会並びに第65回全日本学生剣道東西対抗試合が行われました。
この大会は全国各地からの厳しい予選を勝ち抜いた選手たちが日本一を決めるべく戦う場です。本学からは関東予選を勝ち抜いた4年安井、馬場の計2名が出場しました。
馬場の初戦の相手は東北大の平野選手。慎重な試合運びで両者有効打突のないまま延長戦に突入します。しかし、一瞬の隙を突かれメンを決められてしまい、馬場は1回戦で敗退となりました。
試合に臨む馬場
関東3位の安井はシードのため2回戦からの出場。上段に構える鹿体大の黒木選手に対して、緊迫した雰囲気の中,見事小手を決めて勝利。続く3回戦ではまたも上段に構える近畿大の坂井選手と対決。延長戦にまでもつれましたが最後はメンを決められてしまい3回戦で無念の敗退となってしまいました。
また個人戦終了後、東軍西軍に分かれ各20人が延長なしの勝ち抜き形式で戦う全日本学生剣道東西対抗試合が行われました。本学からは安井が東軍7将として試合に臨みます。東西両軍が激闘を繰り広げながら試合は後半戦に突入し、東軍劣勢の状態で安井に回ってきました。安井は東軍の選手を立て続けに打ち破った橋本選手(天理)と対戦し激闘の末引き分け。西軍の勢いを抑えなんとか後ろに繋ぎました。その後東軍は西軍と一進一退の攻防を繰り広げるも、最後は西軍の川上選手(関大)が東軍大将矢野選手(国士館)を打ち破り、試合は西軍の勝利に終わりました。
気合溢れる安井
今回の大会は本学としても課題の残る結果になってしまいましたが、団体戦での日本一を目指しより一層の稽古に励んで行きますので、これからも早稲田大学剣道部の応援をよろしくお願いいたします!